篠原さや

篠原さや

篠原さや（しのはら さや）は、1985年9月24日生まれ、愛媛県にルーツを持つダンサーです。彼女は元女性ファッションモデルでもあり、現在はELEVENPLAYというダンス・カンパニーに所属し、バックダンサーとして多彩なパフォーマンスを行っています。身長164cm、血液型O型で、愛称としてSAYAやしのちゃんと呼ばれています。実践女子大学を卒業しています。

略歴

篠原は、1999年に女子小中学生向けファッション誌『ニコラ』のモデルオーディションに応募し、4238名中の準グランプリを獲得しました。その後、2002年まで同誌で主に活動を続け、蒼井優や榎本亜弥子といった人気モデルたちと同期でした。

2005年から2008年まで、テレビ神奈川の『みんなが出るテレビ』に出演し、当時の女子大生レポーターとして最長の在籍記録を持つなど、メディアでも幅広く知られるようになりました。この頃の活動を経て、篠原は大学卒業を機に芸能界を一時離れることを決意しました。その後は、ポニーキャニオンでの勤務を経て、再びダンスの世界に舞い戻りました。

現在は、振付師MIKIKOが立ち上げたELEVENPLAYでダンサーとして活躍しています。彼女のキャリアには、福山雅治やYUKI、Perfume、平井堅、ゴスペラーズ、YUI、2PMといったアーティストのバックダンサーとしての活動が含まれており、ステージでの存在感を発揮しています。

2014年には、レディー・ガガのワールドツアー「LADY GAGA'S artRAVE: the ARTPOP ball」のオープニングアクトに参加し、初音ミクや同じくELEVENPLAYの沼田由花と共演しました。彼女のパフォーマンスは多くの人々の注目を浴びることになり、その後も様々なステージでパフォーマンスを続けています。

2015年には椎名林檎の「長く短い祭」のミュージックビデオに主演し、その活躍がさらに広まりました。同年8月には、台湾での椎名林檎のライブにもダンサーとして出演し、多国籍な舞台でも存在感を発揮しています。

また、篠原は中学校時代に漫画家の山本さほと同級生でした。彼女は、2015年8月17日放送の「魁!音楽の時間」において、椎名林檎と吉田羊の特別対談で、吉田羊からそのパフォーマンスの印象を語られ、「どこから降って湧いた方なのかと思って」とのコメントを受け取るなど、周囲からも認められています。

主な出演作品

篠原は映画やテレビの多くの作品に出演しており、これまでのキャリアの中で多様なジャンルでのパフォーマンスを経験しています。映画には「MASK DE 41」、「花とアリス 第2章」や「モテキ」などがあります。テレビでは『みんなが出るテレビ』のレポーターとして知られるほか、『ミュージックステーション』や『FNS歌謡祭』など、様々な音楽番組でも活躍しました。特に、星野源の『恋』や『SUN』などの楽曲においては、重要なバックダンサーとしても知られています。

ダンスや振付における活動

篠原は、パフォーマンスだけでなく、ダンス振付の分野でもその才能を発揮しています。あるミュージックビデオやイベントでは彼女の振付が採用され、観客を魅了する役割を果たしています。

彼女の豊かな表現力と独特のスタイルは、多くのアーティストと共演し、舞台を重ねることでさらに磨かれています。これからの活動にも期待が寄せられ、彼女の情熱にあふれたダンスの数々が、今後も多くの人々に楽しさや感動を与えることでしょう。

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