粟津凱士

粟津 凱士（あわつ かいと）

粟津凱士は1997年3月1日生まれで、山形県山形市で育ったプロ野球選手です。現在、埼玉西武ライオンズに所属しており、投手として活躍しています。右投げ右打ちのスタイルを持つ彼は、既に数々の経験を経て成長を遂げてきました。彼の経歴を見ていきましょう。

経歴

プロ入り前

小学校から野球を始めた粟津は、山本学園高等学校では最初の2年でサードを守っていましたが、2年の秋に投手に転向しました。その後、エースとして存在感を示したものの、3年夏の県大会では初戦で敗退。この時点では野球を辞める決意をしていたが、同級生の大学進学内定を受けて、東日本国際大学に進学することになりました。

大学では、入学初年度からベンチ入りし、3年次には投球フォームを改善。秋には先発投手として定着し、4年間連続で最優秀選手を獲得。その成果により、4年次にはリーグ戦での最多勝やベストナインなども受賞し、大学選手権では京都学園大学相手に完封勝利を記録しました。

プロ入り

2018年9月18日、彼はプロ志望届を提出し、10月25日のドラフトで埼玉西武ライオンズから4位指名を受け、11月27日に契約を結びました。契約金は4000万円、年俸は1000万円で背番号は26に決まりました。

西武ライオンズ時代

2019年にはイースタン・リーグで32試合に登板し、記録は3勝2敗、防御率は4.56となりました。特に6月13日、読売ジャイアンツとの試合でプロ初登板を果たしますが、降板時には4安打2失点という結果になりました。2020年は一軍での登板機会が得られませんでした。

2021年4月に右肘の手術を受け、その影響で復帰に1年以上を要し、10月25日に戦力外通告を受けました。その後、12月9日に育成選手として再契約し、背番号は112に変更されました。2022年には二軍で10試合に登板し、防御率3.38を記録します。シーズンオフには再度戦力外通告がありましたが、11月29日に再契約が成立しました。

2023年には二軍で30試合に登板し、防御率1.95という好成績を残します。しかし、支配下選手に復帰することはできず、再度戦力外の通知を受けながらも、11月23日に再契約を果たしました。

プレースタイル

粟津の投球スタイルはサイドスローで、最速147km/hの直球や2種類のシンカーを駆使しています。これにより、彼は独特な投球スタイルを持ち、実際に試合でもその力を発揮しています。

成績

粟津の成績は、2023年度シーズン終了時点でのものが記載されていますが、プロとしてのキャリアは今後の活躍に大いに期待されています。彼の成績や他の詳細に関しては、専門のサイトで随時確認できます。

粟津凱士は、これからの成長にますます期待される選手です。

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