納谷真大

納谷真大（なや まさとも）は、1968年10月19日生まれの日本の俳優、演出家、そして劇作家です。和歌山県和歌山市で生まれ、現在は北海道札幌市を拠点に活動しています。

経歴

早稲田大学卒業後、富良野塾9期生として倉本聰に師事しました。その後、劇団イナダ組研究生、演劇企画集団ガジラ、秦建日子プロデュース、FICTION、OOPARTSなど、多岐にわたる劇団に役者として参加し、経験を積みました。2001年には、「EASY LIAR!」で『北の戯曲賞』優秀賞を受賞し、その才能を開花させます。2004年には、自ら演劇団体ELEVEN NINESを結成し、代表として精力的に活動しています。2007年には、ELEVEN NINES上演の「あっちこっち佐藤さん」でライフコート札幌舞台芸術賞演劇大賞を受賞しました。2024年には、札幌駅北口に開館した「北八劇場」の初代芸術監督に就任し、新たな舞台芸術の創造に貢献しています。

人物

趣味は読書、映画鑑賞、ルアーフィッシングと多岐にわたり、バスケットボールを得意としています。富良野塾の先輩である山下澄人を「兄さん」と慕っています。

主な出演作品

舞台
富良野塾公演: ニングル、今日、悲別で…、屋根、地球、光りなさい!
演劇企画集団ガジラ公演: アプレゲール
秦建日子プロデュース公演: サハラ、リセット、5 FIVE、タクラマカン
スリル アンド チャンス公演: 遊園地HEAVEN、オムニバス・コレクション
FICTION公演: 新世界、かわいそうなサボテン、春の祭典、マダラミドリガメ
11☆9公演: 天国への会談、エンギデモナイ、やんなるくらい自己嫌悪、イージー☆ライアー、あっちこっち佐藤さん、唯、優しさを織りこんでキミの修復
劇団イナダ組: 亀屋ミュージック劇場（ほおる）、第2柿沼特攻隊、ロードツアー2007 コバルトにいさん、Sui Site〜実態の無い透明な犬と彼女、コバルトにいさん（東京公演）、コバルトにいさん（北九州公演）、コバルトにいさん（札幌公演）、プーチンの落日、コバルトにいさん（全国ツアー）、ハイバイ、ワレワレのモロモロ2024 札幌東京編
鈴井貴之作・演出公演: OOPARTS CUT、樹海 -SEA of TREE-

テレビドラマ
玩具の神様（1999年、NHK）
Dr.コトー診療所（フジテレビ） - 山下一夫 役
Dr.コトー診療所シリーズ（2003年、2004年、2006年）
優しい時間（2005年、フジテレビ） - 滝川 役
やすらぎの郷（2017年、テレビ朝日） ‐ 橋本忠吉 役
やすらぎの刻〜道（2019 - 2020年、テレビ朝日） ‐ 橋本忠吉
永遠のニシパ 〜北海道と名付けた男 松浦武四郎〜（2019年、NHK） ‐ イワンハルカ 役
チャンネルはそのまま!（2019年3月18日 - 22日、北海道テレビ放送） - 北海道札幌方面中央警察署副署長 役

映画
HANA-BI（1998年、北野武監督） - 刑事 役
女刑事RIKO 聖母の深き淵（1998年、井坂聡監督）
パッチギ!（2005年、井筒和幸監督）
聞き込み（2018年、富澤たけし監督）

ラジオ
* TIME for THEATER（2025年1月5日 - 、STVラジオ）

納谷真大は、舞台を中心に、テレビドラマや映画、ラジオなど、幅広い分野で活躍する才能豊かな俳優です。今後の活躍からも目が離せません。

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