細矢聖樹

細矢 聖樹（ほそや せな）

2003年3月16日生まれのラグビーユニオン選手。日本のトップラグビーリーグであるジャパンラグビーリーグワンに所属する静岡ブルーレヴズに所属。

経歴

ジュニア・ユース時代

細矢選手がラグビーを始めたのは小学校4年生の時でした。東京都世田谷区の世田谷区ラグビースクールで競技に触れ、基礎を学びました。中学校に進学してからもラグビーを続け、早くからその才能を開花させていきます。

特に注目すべきは中学校2年生時の2017年冬の活躍です。この年開催された第23回全国ジュニア・ラグビーフットボール大会（第2ブロック）において、東京都スクール代表チームの一員として出場。チームを優勝に導く原動力となり、その優れたプレーは高く評価され、大会の優秀選手にも選出されました。この実績は、後のキャリアにおける重要なステップとなりました。

高校時代

高校はラグビー強豪校として知られる國學院大學栃木高等学校（栃木県栃木市）へ進学しました。同校のラグビー部に入部し、高校年代の全国レベルの舞台でのプレーを目指しました。

高校生活では、数々の主要大会に出場する機会に恵まれます。高校1年次には、多くのラグビー選手が目指す舞台である全国高等学校ラグビーフットボール大会、通称「花園」に初めて出場。高校2年次には、全国高等学校選抜ラグビーフットボール大会にも出場し、異なる形式の全国大会も経験しました。そして高校3年次にも再び花園の土を踏み、自身の高校ラグビーキャリアを有終の美で飾りました。これらの経験は、選手としての成長に大きく貢献しました。

大学時代

高校卒業後、ラグビーの歴史と伝統を持つ早稲田大学へ進学。大学ラグビーのトップカテゴリーでの挑戦が始まりました。

大学1年次から公式戦出場のチャンスを掴み、関東大学対抗戦の青山学院大学戦で、控えのスクラムハーフとして大学での公式戦デビューを果たしました。大学での厳しいトレーニングと実戦経験を通じて、選手として着実にレベルアップしていきました。特に大学4年次には、チームの中心選手として絶対的な存在感を放ちます。このシーズン、細矢選手は関東大学春季大会、関東大学対抗戦、そして大学選手権の決勝戦に至るまで、出場した全ての試合に先発メンバーとしてフル出場。チームの快進撃を牽引し、早稲田大学ラグビー蹴球部の主力として目覚ましい活躍を見せました。

プロキャリアへ

大学での輝かしい実績を手に、次の舞台としてプロの世界を選択しました。

早稲田大学の卒業を控えた2025年1月21日、ジャパンラグビーリーグワンに参戦する静岡ブルーレヴズへの入団が正式に発表されました。これは「アーリーエントリー」制度を利用したもので、大学在学中からプロ選手としての活動を早期に開始することを意味します。大学で培った経験と実力を基に、プロの世界での活躍が期待されています。早稲田大学は同年3月に卒業する予定です。

所属クラブ

静岡ブルーレヴズ（ジャパンラグビーリーグワン）

参考

静岡ブルーレヴズ 公式サイト 選手・スタッフ
RUGBY DATABASE 細矢聖樹
J SPORTS 細矢聖樹

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