結城さとみ

結城 さとみ（ゆうき さとみ）氏は、1967年8月6日に茨城県北相馬郡藤代町（現在の取手市）で生まれました。NHKのシニアアナウンサーとして活動しています。

経歴

千葉県立東葛飾高等学校を経てお茶の水女子大学文教育学部を卒業後、1990年にNHKへ入局しました。アナウンサーとしてのキャリアは、静岡放送局から始まり、その後東京アナウンス室、さいたま放送局、日本語センター出向、千葉放送局と異動を重ねました。

特筆すべきは、2015年から2022年までラジオセンターにてディレクター業務に専念した期間です。この間、一時的にアナウンスの第一線から離れましたが、番組担当アナウンサーが不在の場合に代役としてアンカーを務めたり、朗読を担当したりと、声を使う機会はありました。2022年に再び東京アナウンス室へ異動となり、アナウンサーとして現場に復帰しました。

主な担当番組

結城氏はその長いキャリアの中で、多岐にわたる番組を担当してきました。

静岡放送局時代
静岡県内のニュースや中継などを担当。
東京アナウンス室時代（第1期）
『首都圏ネットワーク』では、キャスターの夏季休暇などに伴う代理を務めた（1999年8月、2005年8月）。
『あなたのアンコール』の第1期進行役を担当。
『生活ほっとモーニング』でリポーターとして出演。
『おはよう日本・首都圏』では土曜日のキャスターを担当（1999年4月 - 2000年3月）。
『NHKニュースおはよう日本』のキャスターを膳場貴子氏の代行として務めたことも（2003年8月）。
『新トーキョー人の選択』や『追跡!AtoZ』など、様々な番組でナレーションを担当。
『NHKニュース7』では週末のニュースリーダーを務めた。
『首都圏ネットワーク』の「文化流行最前線」コーナーで不定期にリポートを担当。
『土曜解説』の司会を務めた。
『極める! 千住明の聖地学』では語り手を務めた。
さいたま放送局時代
『ゆうどきネットワーク』ではナレーションや司会代行を務めた。
日本語センター出向時代
『こんにちはいっと6けん』の進行役を担当。
『もういちど、日本』では2011年度にナレーションを務めた。
千葉放送局時代
『うまいッ!』でリポーターとして出演。
『ひるまえ ほっと』では千葉県内の情報コーナーを担当。
FMラジオニュースを担当。
アナウンス統括業務にも携わった。
ラジオセンターディレクター時代
ディレクター業務の傍ら、番組担当者不在時の代行アンカーや朗読などを行った。
東京アナウンス室（2024年以降）
『ひるのいこい』の水曜日から金曜日を担当予定（2025年4月2日 - ）。
ラジオ第1で放送される朗読番組『アナウンサーが読む、滝沢馬琴『八犬伝』』で朗読を担当予定（2025年4月5日 - 26日）。

その他の活動

アナウンサーの育成にも関わっており、2013年の異動直前には新人アナウンサー研修の専任講師を務めました。

1990年入局の同期には、辻智太郎氏、田中学氏、高谷智泰氏、和田哲氏、武田真一氏などがいます。

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