絶体延命

ライブビデオ『絶体延命』について

『絶体延命』は、日本のロックバンドRADWIMPSが2012年1月11日にEMIミュージック・ジャパンからリリースしたライブビデオです。この映像作品は、彼らのアルバム「絶体絶命」を基にしたツアーの模様を収めています。ツアー期間は2011年の春から夏にかけて、全27都市で37公演が行われました。中でも、大阪城ホールでのステージが特に注目されており、その模様がライブ映像として収録されています。なお、エンディングの曲「狭心症」のパフォーマンスは、翌日の6日に録画されたものです。

ツアーの背景

この映像が収められているライブは、2011年に発売されたRADWIMPSの6thアルバム「絶体絶命」を引っ下げたツアーの一環です。彼らの音楽スタイルは、独特なメロディーと歌詞で幅広いファン層を魅了しています。ライブツアーでは、アルバムに収録された多くの曲が披露され、観客との一体感が生まれる演出が見どころです。

映像の演出・特典

映像のディレクションは島田大介が担当しており、彼の手腕でライブの感動がしっかりと収められています。その中では、観客の熱気やバンドのパフォーマンスがリアルに表現され、視覚的にも聴覚的にも楽しませてくれるものとなっています。また、限定盤には116ページにわたるフォトブックが特典として同梱されており、バンドの活動を深く掘り下げることができます。

チャートでの成功

『絶体延命』は、2012年1月23日付けのオリコンチャートでDVDおよびBlu-ray Discの総合ランキングの両方で1位を獲得しました。この成果は、Mr.Childrenが2011年に達成した以来、男性アーティストとしては二組目の快挙です。つまり、名称が示す通り、RADWIMPSのファンにとって特別な意味を持つ作品であることは間違いありません。

収録曲のラインナップ

収められた楽曲は、多岐にわたります。

以下の曲が収録されています。

• - 億万笑者
• - DUGOUT
• - 透明人間18号
• - トレモロ
• - だいだらぼっち
• - 05410-(ん)
• - 学芸会
• - π
• - DADA
• - G行為 (未発表新曲)
• - キズもの (未発表新曲)
• - やどかり
• - 携帯電話
• - ふたりごと
• - おしゃかしゃま
• - 君と羊と青
• - いいんですか？
• - ブレス (のちに7th Album『×と〇と罪と』に収録)
• - 救世主
• - アンコール 「狭心症」

エンドロールには、8ミリビデオで撮影された映像に合わせて、横浜アリーナでの曲「音の葉」が流れます。さらに、隠しトラックとしてサイモン&ガーファンクルの「明日に架ける橋」のカバーや「G行為」のミュージックビデオが収録され、ライブリハーサルの映像も楽しむことができます。

このように、『絶体延命』はRADWIMPSの活動を網羅した価値ある作品であり、ファンにとって必見の映像となっています。

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