緑川駅

緑川駅は、熊本県宇土市野鶴町に位置する、九州旅客鉄道（JR九州）三角線（あまくさみすみ線）の駅です。

歴史

緑川駅は1960年（昭和35年）4月1日に日本国有鉄道によって開設されました。開業当初から気動車の旅客のみを取り扱う駅員無配置駅として、地域住民の足として利用されてきました。1987年（昭和62年）4月1日の国鉄分割民営化に伴い、九州旅客鉄道（JR九州）に承継され、現在に至ります。

駅構造

緑川駅は、単式ホーム1面1線を有する地上駅です。駅舎はなく、ホームに直接出入りする形となっています。無人駅であり、普段は静かな時間が流れています。駅名標には、近隣にある粟嶋神社の鳥居をくぐり抜ける様子が描かれており、地域の特色を反映したデザインとなっています。

駅周辺

駅周辺は、のどかな田園風景が広がっており、その中に集落が点在しています。駅の北側は、干拓によって造成された土地となっています。国道57号が駅のすぐ横を並行しており、交通の便も比較的良いと言えます。

駅周辺には、以下の施設があります。

宇土市立緑川小学校
緑川郵便局
粟嶋神社：ミニ鳥居をくぐり抜ける行事で有名です。多くの人が訪れます。
国道57号

バス路線

国道57号沿いには「野鶴」停留所があり、産交バスの路線が発着しています。

産交バス
三角宇土駅線
三角産交
宇土駅

隣の駅

九州旅客鉄道（JR九州）

■あまくさみすみ線（三角線）

宇土駅 - 緑川駅 - 住吉駅

緑川駅は、地域住民にとって大切な交通手段であると同時に、粟嶋神社を訪れる参拝客にとっても利用しやすい駅です。駅周辺の自然豊かな風景とともに、のんびりとした列車の旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

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