緒方理貢

緒方 理貢（おがた りく）のプロフィール

基本情報

緒方理貢は1998年9月22日に宮崎県東諸県郡国富町で生まれたプロ野球選手で、主に外野手および内野手として福岡ソフトバンクホークスに所属している。右投左打のスタイルを持つ彼は、若手選手の中でも特に期待される選手の一人だ。

経歴

プロ入り前

緒方選手は、小学校時代から宮崎西部ボーイズに所属し、そこで野球に親しんだ。中学校では、国富町立本庄中学校に進学し、全国大会にも出場した経験がある。

高校は京都市右京区の京都外大西高等学校に進学し、1年生の夏から左翼手としてスタメンに起用された。3年生の夏、全国高等学校野球選手権京都大会の4回戦では3番・遊撃手として2安打1打点を記録。しかし、京都文教高等学校に惜しくも敗れ、その年の甲子園出場は果たせなかった。

大学は駒澤大学に進み、1年生の秋から外野手としてレギュラーに定着。2017年にはチームが2部リーグに降格した中でも奮闘し、秋季リーグで打率3割以上という好成績で、チームの1部昇格に貢献した。

2020年10月26日、プロ野球ドラフト会議で福岡ソフトバンクホークスから育成ドラフト5巡目に指名され、11月26日に契約を結んだ。その際の支度金は300万円、年俸は400万円とされ、12月10日には入団発表会が行われた。背番号は127。

ソフトバンク時代

デビュー年となる2021年は、二軍公式戦には出場していなかったが、三軍では30試合に出場し、打率.190、9盗塁、5打点を記録した。

2022年シーズンでは、二軍で17盗塁をマークし、ウエスタン・リーグの盗塁王のタイトルを獲得するなど、その実力を証明。2023年は50試合に出場し、打率は.140に留まったが、みやざきフェニックス・リーグでは14試合で打率.442と好成績を残し注目を集めた。

2024年には守備ポジションが内野から外野に変更され、オープン戦では打率5割を超えるなど順調台頭。3月19日には川村友斗、仲田慶介とともに支配下選手契約を結び、背番号57、推定年俸700万円で新たなスタートを切った。

選手としての特徴

緒方選手は、走攻守のバランスが良いユーティリティープレイヤーであり、内野と外野を守ることができる。目指す選手は周東佑京で、プロ入り後は「周東にも劣らない俊足の持ち主」と評されている。三振が多かったが、2024年のオープン戦からコンパクトなスイングに心掛け、打撃力の向上を図っている。

共に支配下登録を果たした川村友斗、仲田慶介とは「育成三銃士」と呼ばれ、チームに新たな活力をもたらしている。

詳細情報

初記録

• - 初出場：2024年3月29日、オリックス・バファローズ戦で代走として出場。
• - 初打席：同日、遊ゴロを打つ。
• - 初先発出場：2024年4月20日、オリックス戦で右翼手としてスタメン。
• - 初安打：同日の試合で右二塁打を記録。

登場曲

• - 「Dance Monkey」TONES AND I (2021年)
• - 「これ以外 feat. YZERR & Tiji Jojo」BAD HOP|BAD_HOP (2021年)
• - 「Live The Night」W&W & Hardwell & Lil Jon (2022年 - )
• - 「crayon」Fuji taito & Zot on the wave (2022年 - )

若い才能、緒方理貢選手のこれからの驚くべき進化を期待し、彼の活躍を見守りたい。

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