美里町立砥用中学校

美里町立砥用中学校

美里町立砥用中学校（みさとちょうりつ ともちちゅうがっこう）は、熊本県下益城郡美里町原町にある公立の中学校です。この学校は地域の教育を支える重要な施設として、長い歴史を誇っています。

概要

この中学校は、1982年に砥用町立砥用西中学校と砥用町立砥用東中学校の2校が統合されて開校されました。その後、2004年には現在の校名に改称され、2022年には創立40周年を迎えており、地域の教育に多大な影響を与えています。校訓は「自主・責任・実践」と掲げられており、生徒たちには自律した学びを促しています。

校章と校歌

校章は楠の若葉を背景に、旧・砥用町の町章の中央に「中」の文字が置かれたデザインで、地域に根ざした学校であることを象徴しています。校歌は、作詞が上野一徳、作曲が本住己未生によるもので、3番構成になり、各番には校名の「砥用中」という言葉が織り込まれています。

通学区域

この中学校の通学区域には、美里町立砥用小学校と美里町立励徳小学校が含まれており、地域の多くの生徒が通っています。これにより、地元のコミュニティに密接に関わる教育活動が行われています。

沿革

美里町立砥用中学校の歴史は1954年にまで遡ることができます。まず、1947年に学制改革が実施され、国民学校から新制中学校への移行がありました。1948年には男女共学となり、1950年代に独立校舎が完成しました。その後、種々の校舎や施設が増築される中で、1970年代には次第に生徒数が増加していきました。

1982年には、前年に閉校した2つの中学校が統合され、砥用町立砥用中学校が設立される運びとなりました。その後も教育環境は改善が進められ、1990年代には柔剣道場やパソコン室、楽焼き釜などの新たな施設も設置されました。

交通アクセス

アクセスに関しては、最寄りのバス停は熊本バスの「砥用・学校前」で、また幹線道路である国道218号と国道445号も近く、通学に便利な立地にあります。

周辺環境

周囲には美里町役場や砥用小学校、保育園などの教育施設が点在し、地域の教育機関とも協力しながら、地元の子どもたちの成長を支えています。また、地元の金融機関や郵便局も近くにあり、生活しやすい環境が整っています。

美里町立砥用中学校は、地域に根ざした教育を提供しているだけでなく、地域社会とのつながりを強化し、地元の生徒たちに豊かな学びを約束する学校です。

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