群馬県道・埼玉県道341号太田熊谷線

群馬県道・埼玉県道341号太田熊谷線

群馬県道・埼玉県道341号太田熊谷線は、群馬県太田市と埼玉県熊谷市を結ぶ県道です。起点は群馬県太田市熊野町の国道407号と群馬県道128号佐野太田線の交差点、終点は埼玉県熊谷市本石二丁目の国道17号と国道407号の交差点です。

概要

この路線は、太田市から熊谷市へと至る、両県を結ぶ重要な役割を担っています。途中、太田市古戸町と熊谷市妻沼の間で利根川を渡る刀水橋を経由します。特筆すべきは、太田市東本町十字路から刀水橋までの区間が国道407号と重複している点です。この重複区間は、元々は県道341号の単独区間でしたが、1982年に国道407号が制定された際に重複区間となりました。

また、現在の刀水橋から熊谷警察署前に至る国道407号の単独区間（妻沼バイパス）も、元々は県道341号のバイパスとして建設された後、国道407号に転換されたという経緯があります。

熊谷市柿沼の国道17号熊谷バイパスとの交点から終点までの区間は、国道407号（妻沼バイパス）が国道17号と重複しており、交通渋滞が頻発しています。この渋滞を緩和するため、4車線化事業が進められていますが、現在は北大通り付近まで暫定2車線となっています。

路線データ

起点：群馬県太田市熊野町（国道407号交点：熊野町交差点）
終点：埼玉県熊谷市本石二丁目（国道17号交点：本石二丁目交差点）

歴史

1966年（昭和41年）2月8日：群馬県側で「熊谷太田線」として県道路線認定（整理番号7）。同時に、前身路線である「桐生熊谷線」（整理番号9）が廃止。
1983年（昭和58年）：一般県道へ降格。

地理

交差する道路

国道407号、群馬県道128号佐野太田線（太田市熊野町）
国道407号、群馬県道2号前橋館林線（太田市東本町十字路）
国道407号（妻沼バイパス、埼玉県熊谷市刀水橋）
埼玉県道59号羽生妻沼線（熊谷市聖天山前）
埼玉県道303号弥藤吾行田線（熊谷市弥藤吾）
埼玉県道263号弁財深谷線（熊谷市西野東）
埼玉県道359号葛和田新堀線（熊谷市奈良小学校前）
国道17号（熊谷バイパス、熊谷市柿沼）
第2北大通線（熊谷市円光）
国道17号、国道407号（熊谷市本石二丁目）

重複区間

群馬県太田市東本町十字路交差点 - 埼玉県熊谷市刀水橋交差点：国道407号
埼玉県熊谷市聖天山前交差点 - 同市妻沼交差点：埼玉県道59号羽生妻沼線

沿道の施設

八木橋百貨店
熊谷寺
熊谷税務署
熊谷警察署中央交番
熊谷拘置支所
熊谷地方気象台
埼玉県熊谷家畜保健衛生所
熊谷奈良郵便局
熊谷市立奈良小学校
熊谷市役所奈良出張所
妻沼聖天山
熊谷市立妻沼小学校

この県道は、地域住民の生活を支えるとともに、沿線にある様々な施設へのアクセスを容易にする重要な役割を果たしています。

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