羽後四ツ屋駅

羽後四ツ屋駅について

羽後四ツ屋駅（うごよつやえき）は、秋田県大仙市四ツ屋字前田に位置する東日本旅客鉄道（JR東日本）の田沢湖線の駅です。1921年に開業し、長い歴史を持つこの駅は、当地域の交通の重要な拠点の一つとなっています。

歴史

羽後四ツ屋駅は、1921年7月30日に鉄道省が運営する生保内軽便線の駅として開業しました。翌年の1922年には路線名が改称され、生保内線の一部となります。1966年10月20日に行われた路線改編により、田沢湖線の駅となり、現在に至ります。

1981年には荷物の取り扱いが廃止され、無人駅となりましたが、1982年には簡易委託化が進められ、海上コンテナを改修した駅舎が整備されました。その後、1987年には国鉄分割民営化に伴い、JR東日本の駅となりました。

近年では、2007年に再び無人駅となり、2024年からはえきねっとQチケのサービスを開始予定です。このように、羽後四ツ屋駅は数十年にわたり、地域の発展とともに変化してきた駅と言えます。

駅構造

羽後四ツ屋駅は、相対式ホーム2面2線を持つ地上駅です。互いのホームは跨線橋で行き来できるようになっており、簡易な駅舎が設置されています。この駅は大曲駅に管理されている無人駅で、一部の運行には2番線が使用されるものの、普通列車は主に1番線を利用します。このため、田沢湖線の列車はスムーズに運行されています。

利用状況

JR東日本によると、羽後四ツ屋駅の利用者数は2000年度から2005年度にかけて変動がありましたが、年ごとの詳細なデータは記載されていません。駅の周辺地域の交通需要に影響を受けながら、一定の利用が維持されています。

駅周辺

羽後四ツ屋駅の周辺には、秋田県道261号国見大曲線や国道105号が通っており、利便性が高い地域です。また、四ツ屋郵便局やJA秋田おばこライスターミナルも近く、生活インフラが整っています。これらの施設は、地元住民や駅利用者にとって便利な存在となっています。

隣接する駅

羽後四ツ屋駅の隣には田沢湖線の鑓見内駅と北大曲駅が位置しており、鉄道網の一部として重要な役割を果たしています。特に、秋田新幹線の列車は羽後四ツ屋駅を通過するため、接続を利用する際には注意が必要です。

今後も羽後四ツ屋駅は、地域の交通の一環として、さらなる発展が望まれる駅となることでしょう。

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