聖マリア学院小学校

聖マリア学院小学校のご紹介

聖マリア学院小学校は、長崎県長崎市若草町にある私立の教育機関です。その所在地には、保育所と幼稚園も併設されており、地域の教育の一翼を担っています。また、校地内にはカトリック城山教会があり、信仰に根ざした教育も特色となっています。かつては中学校も併設していましたが、2015年に閉校するまで、多くの生徒に教育を提供してきました。この学校は「マリア」という略称で親しまれていますが、福岡県久留米市の聖マリア学院大学とは関係がありません。

概要

聖マリア学院小学校は、1955年に開校しました。当初の経営は聖アウグスチノ修道会が行い、教育活動は幼きイエス会が担当していました。2004年に幼きイエス会が退くことになりましたが、彼らの教育理念である「自分を愛するように、人を愛する豊かな心をはぐくむ教育」は今でも大切にされています。校訓は「Love to learn. Learn to love.」であり、生徒たちに学ぶ喜びと人を思いやる心を育むことを目指しています。

学校の歴史

聖マリア学院小学校の沿革は、1952年にアウグスチノ会の司祭たちが長崎を訪れたことから始まります。1955年には聖マリア幼稚園が開園し、その翌年には小学校が設立されました。歴史の中で新しい校舎の完成やスクールバスの運行開始、また英会話教育やコンピュータールームの設置など、多くの改革が行われてきました。特に1996年には、ニュージーランドでのホームステイを実施し、国際交流の機会も提供しています。これらは未来のための教育に対する意欲を示しています。

学校行事

聖マリア学院小学校では、3学期制を採用しており、各学期には様々な行事が組まれています。1学期には入学式や運動会、2学期には修学旅行や音楽祭、3学期には卒業式が行われます。特に平和集会は、長崎の歴史を理解する良い機会となっています。また、お茶教室や運動部、文化部など多彩な活動があり、全員が参加できるよう配慮されています。

交通アクセス

学校へは公共交通機関でのアクセスが便利で、長崎電気軌道や長崎バスを利用することができます。最寄り駅から徒歩15分程度の場所に位置しており、地域の人々に親しまれています。

著名な出身者

聖マリア学院小学校からは、シドニーオリンピックで背泳ぎの銅メダリストとなった中尾美樹さんや、福島県立医科大学副学長の山下俊一教授など、数々の著名人が輩出されています。

こうした歴史と伝統、そして充実した教育環境が、聖マリア学院小学校の持つ強みです。保護者や地域の方々と共に、生徒たちの健やかな成長を支えていく学校となっています。

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