聖山高原県立公園

聖山高原県立公園について

聖山高原県立公園は、長野県の中北信地方に位置する県立自然公園で、長野市、千曲市、麻績村、生坂村、筑北村の2市3村にまたがっています。1965年7月8日に指定され、面積は2150ヘクタールに及びます。

公園は、主に玄武岩や塩基性安山岩で構成される火山性の高地であり、聖山（ひじりやま）や冠着山（かむりきやま）（別名:姨捨山）、聖湖（ひじりこ）などの景勝地を含みます。千曲川と犀川に挟まれた地域に位置し、東から八頭山（やつがしらやま）、冠着山、三峯山（みつみねやま）、聖山などの山々が連なります。

聖湖は、火山活動によって形成された堰止湖または湿原と考えられており、シラカバやカラマツの森に囲まれ、美しい景観を作り出しています。湖ではトレッキングや釣りが楽しめ、多くの人々に親しまれています。

公園の区域は、全域が普通地域として指定されており、特別地域は設定されていません。

地理

公園内には、以下の様な地形や場所が存在します。

山:
聖山（1,447m）
冠着山（姨捨山）（1,252m）
三峰山（1,131m）
八頭山（1,204m）
高原:
聖高原
聖山高原
千曲高原
湖沼:
聖湖
すずらん湖
中牧湖
峠:
聖峠
三和峠
猿ヶ馬場峠
一本松峠
四十八曲峠

これらの地形や場所は、公園の豊かな自然と景観を形成する上で重要な役割を果たしています。

関連市町村

公園の区域に含まれる市町村は以下の通りです。

長野市（旧大岡村）
千曲市（旧更埴市、旧戸倉町、旧上山田町）
東筑摩郡
麻績村
生坂村
筑北村（旧坂井村）

これらの市町村は、公園の管理や保全に協力しています。

名称について

地図によっては、「聖山高原県立自然公園」と「自然」の文字が加えられて表記されている場合があります。正式名称は「聖山高原県立公園」であるため、注意が必要です。

この名称は、旧条例から存在していた御岳県立公園や三峰川水系県立公園の名称に合わせて、長野県告示第297号により定められたと考えられます。

その他の情報

公園内には、聖高原スキー場があります。
* 公園に関する情報は、聖高原管理センターのTwitterで発信されています。

聖山高原県立公園は、豊かな自然と多様なアクティビティが楽しめる場所として、多くの人々に親しまれています。訪れる際は、自然保護に配慮し、マナーを守って利用しましょう。

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