肥後ずいき

肥後ずいき（ひごずいき）

肥後ずいきは、熊本県に産するハスイモの茎を乾燥させたもので、独特な用途を持つ特産品です。一般的には食用（芋茎）として知られていますが、ここでは性具としての利用について詳しく解説します。

概要

肥後ずいきは、江戸時代に肥後細川藩が徳川将軍家への献上品として定め、参勤交代の土産物として大奥などで使用されたと伝えられています。現在では熊本土産として一部で市販されていますが、2025年時点では、菊陽町にある肥後ずいき専門店でのみ購入可能です。

名称の由来

「ずいき」という名称は、夢窓疎石の歌に由来するとされています。「いもの葉に置く白露のたまらぬはこれや随喜の涙なるらん」という歌は、「白露」を精液の隠喩として解釈することで、肥後ずいきの効能を詠んだものとされています。

製法・原理・効能

肥後ずいきは、ハスイモの葉柄の皮をむいて乾燥させたものです。食用にもなりますが、芋そのものは固くて食用には適しません。肥後ずいきに含まれる成分サポニンが、男女の生殖器、特に女性の膣に刺激を与え、性的快感をもたらすとされています。また、この有効成分により陰茎への血流が増加し、一時的に陰茎を増大させる効果も期待できます。適切な保存状態であれば、有効成分が失われるまで繰り返し使用可能です。

製品の種類

肥後ずいきには、様々な形状の製品が存在します。

紐状: そのままの形状で使用。
編み上げられたもの: 張形として使用可能。
リング状・ネット状: 陰茎に装着。
玉状: 膣内に挿入。
指サック状: 指に装着して使用。

これらの多様な形状により、様々な用途に対応できます。

使用方法

使用する際は、水または湯に浸して柔らかくしてから使用します。紐状の肥後ずいきは陰茎に巻きつけ、キャップ状に編み上げられたものは陰茎にかぶせて性交時に使用します。編み上げられたものが解けてしまっても、紐状にして陰茎に巻き付けて使用することができます。

注意点として、コンドームを使用すると男性側には有効成分が作用せず、快感は得られません。

肥後ずいきは、古くから伝わるユニークな性具であり、その製法や効能には興味深い歴史と文化が 숨겨져 있습니다.

関連項目

芋茎
* ハスイモ

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