能田征二

能田征二のプロフィールとキャリア

能田征二（のうだ せいじ）は、1939年7月14日生まれの日本のプロゴルファーです。彼は高校時代に野球部で内野手として活躍し、その後ゴルフの道に進みました。ここでは、彼のゴルフキャリアの詳細を振り返ります。

初期のキャリア

能田は兵庫県立高校を卒業後、城陽カントリー倶楽部に入社し、1962年にプロとしての道を歩み始めました。1963年には関西オープンに出場し、橘田規選手に次ぐ2位に入賞。この年は彼のプロとしての印象的なスタートを印象づけました。翌年、1964年の中日クラウンズでは、数名の強豪選手と並び7位タイに位置しました。

1960年代の活躍

1965年の日本オープンでは、最終日に66を記録し、内田・海野憲二と並んで橘田選手の2位タイに入りました。この年の成績は彼の実力を示すもので、1966年の日本オープンでも9位タイと安定した成績を収めました。

西日本サーキットでは1967年の下関シリーズで8位、1968年の長崎国際シリーズでは3位タイに入り、着実に成績を伸ばしていきました。1969年の日本オープンでは、ダブルボギーをやらかしつつも、最終的には内田選手と1打差で2位に入りました。

1970年代の転機

1970年には関西プロで2位タイとなり、ブリヂストントーナメントでも7位に入りました。 1971年には再びブリヂストントーナメントで優勝を果たし、この瞬間が能田のキャリアにおけるターニングポイントとなりました。その年のプレーオフは非常に激しいもので、5ホールにわたる戦いの末、最終ホールでパーを決めて勝利。

1972年にはフェニックストーナメント（その前年までのダンロップフェニックストーナメントの前身）で活躍し、最終日は強いメンタルを持ち合わせたプレーで逆転勝利を果たしています。この試合では、プレーオフに持ち込まれる危機を乗り越え、冷静に自分を信じてショットを打ち抜く姿勢が印象的でした。

後期の活躍と現在

1976年の関西オープンでは10位タイ、関西プロでは3位タイの好結果を残しました。また、同年の日本プロでも堂々たるプレーを見せており、特に最終ラウンドでは1.8メートルのバーディーパットを成功させ、首位タイに並ぶ素晴らしいパフォーマンスを披露しました。

今日でも、城陽カントリー倶楽部に所属し、若手選手への指導も行っている能田。その研修生であった山本善隆選手と共にラウンドを重ね、若手選手の成長を見守っています。

主な優勝

• - 1971年: ブリヂストントーナメント
• - 1972年: フェニックストーナメント

能田征二は、そのキャリアを通じて数々の試合で優れた成績を収め、ゴルフ界に名を刻む存在となりました。彼の経験と知識は、今後のゴルファーたちにも影響を与え続けることでしょう。

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