腰越駅

腰越駅（こしごええき）

腰越駅は、神奈川県鎌倉市腰越二丁目に位置する江ノ島電鉄の駅です。駅番号はEN07。
江ノ島駅付近から当駅までは併用軌道となっており、電車が道路上を走る様子を見ることができます。

歴史

1903年（明治36年）6月20日：谷戸駅として開業。
1948年（昭和23年）7月15日：腰越駅に改称。
1993年（平成5年）4月22日：ホームが延長。

駅構造

単式ホーム1面1線を有する地上駅です。日中は駅係員が配置されており、出改札業務が行われています。

藤沢方面のホーム端は併用軌道と踏切が隣接しており、踏切が併用軌道に乗り入れる場所に位置するため、遮断機は山側に1基のみ設置されています（警報機は道路側にもあります）。
鎌倉方面にも踏切があるため、4両編成の列車は鎌倉方面の1両がホームからはみ出して停車し、ドアが開かない状態になります。そのため、乗務員室には「江ノ島・鎌倉高校前 確認」と表示されたドアカットスイッチが設置されており、前後の駅で車掌が操作を行います。また、車両自体も地上の子機・車上子を介して腰越駅への到着を認識し、自動でドアカットを行うフェイルセーフ機能が設定されています。

4両編成で運行する際には、車両に搭載された自動放送装置から、腰越駅で1両のドアが開かない旨のアナウンスが流れます。江ノ島駅や鎌倉高校前駅のホームにも「BZ確認！」という注意書きが掲示されています。

スペースの関係上、車掌用のデッキは設置されていません。1993年のホーム延長前は、ホームの長さが2両分しかなかったため、4両編成で運転する際は鎌倉方面の2両から乗降することができませんでした。

出入口にはICカード用簡易改札機とタッチ決済・QRコード決済のリーダーが設置されています。

利用状況

2019年（令和元年）度の1日平均乗降人員は2,945人で、江ノ電全15駅中9位です。

近年の1日平均乗降・乗車人員の推移は以下の通りです。

1日平均
乗降人員 | 1日平均
乗車人員 |

駅周辺

鎌倉市腰越行政センター
満福寺（源義経が腰越状を書いたことで有名）
浄泉寺
小動神社
腰越漁港
小動岬
神奈川県道304号腰越大船線

バス路線

駅前を流れる神戸川の対岸にある「腰越駅」バス停が最寄りです。すべての路線が江ノ電バスによって運行されています。

N3 - 大船駅東口交通広場行 ／ 江の島行
F4 - 藤沢駅南口行 ／ 小動循環・小動行 ※小動行は夜間のみ

隣の駅

江ノ島電鉄

江ノ島電鉄線
江ノ島駅 (EN06) - 腰越駅 (EN07) - 鎌倉高校前駅 (EN08)

関連項目

腰越 (曖昧さ回避)
日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 腰越駅 - 江ノ島電鉄

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