自己ベスト-2について
『自己ベスト-2』(じこベスト ツー)は、
小田和正の通算4枚目となるベスト
アルバムで、
2007年11月28日に発売されました。本作は、旧ファンハウスを含む
BMG JAPANからリリースされた小田の最後の
アルバムでもあり、多くのファンから愛されています。
この
アルバムは、累計売上270万枚を超えた前作『自己ベスト』の続編であり、初回盤はデジパック仕様として販売されました。
小田和正自身の強い意向により、各曲の収録に際して楽器の差し替えやボーカルのリテイクが行われており、聴く人にとって新たな音楽体験を提供しています。このようなこだわりが反映された作品は、彼の成長と変化を感じさせます。
本作は、
2007年12月10日付オリコン
アルバムチャートにおいて初登場第1位を記録しました。これにより、小田は60歳3ヶ月という年齢で、57歳9ヶ月で記録した最年長1位記録を更新しました。さらに、30代から60代に至る4つの異なる年代で
アルバム1位を獲得したアーティストとしての記録も保持しています。
アルバムの宣伝には、スポットCMが用意され、前作と同様に小田が収録曲のメドレーを早口で歌う場面が映し出されました。このアイディアは、
アルバムの打ち合わせ中に浮かんだもので、「これをCMにしたら面白いよね」というスタッフとの会話から生まれました。また、CMでの衣装と設定は、『ダイジョウブ』のプロモーションビデオを踏襲しており、ロケ地は小田の地元である横浜みなとみらいです。ジャケットのイラストにも、横浜の景色がモチーフとして使用されています。
収録曲
本
アルバムには様々な楽曲が収録されています。主な楽曲は次の通りです。
このように、『自己ベスト-2』は
小田和正の音楽の集大成ともいえる作品であり、新しい価値を提供することを目的とした
アルバムです。音楽のジャンルを超えた魅力が詰まった一枚であり、多くのリスナーにとってその価値は計り知れないものです。