舞台はニューヨークへ!

『舞台はニューヨークへ!』Glee/グリー|Glee_グリー シーズン4 エピソード解説

『舞台はニューヨークへ!』（原題: The New Rachel）は、人気ミュージカルドラマ『Glee/グリー|Glee_グリー』のシーズン4第1話であり、シリーズ通算67話にあたるエピソードです。ライアン・マーフィーが脚本、ブラッド・ファルチャックが監督を務め、アメリカでは2012年9月13日にFOXで放送されました。日本では2013年2月10日にFOXチャンネルで放送されています。

あらすじ

レイチェルの新たな挑戦

物語は、レイチェル・ベリー（リア・ミシェル）がニューヨーク・アカデミー・オブ・ザ・ドラマティック・アーツ (NYADA) に入学するところから始まります。しかし、彼女はすぐにダンス講師のカサンドラ・ジュライ（ケイト・ハドソン）の厳しい指導に直面し、プレッシャーを感じ始めます。そんな中、上級生のブロディ・ウェストン（ディーン・ゲイヤー）と親しくなり、寮生活に慣れるよう助けられます。カサンドラはレイチェルに実力を見せつけるため、レディー・ガガとジェニファー・ロペスの楽曲をマッシュアップしたパフォーマンスを披露し、圧倒的な才能を見せつけます。

マッキンリー高校グリー部の再始動

一方、オハイオ州ライマのマッキンリー高校では、グリー部の顧問ウィル・シュースター（マシュー・モリソン）が、全国大会優勝を果たしたニュー・ディレクションのメンバーたちと再会します。卒業生を多数失い、新入部員を迎える必要に迫られたグリー部。そこへ、ウェイド・アダムス（アレックス・ニューウェル）が転入してきます。彼はニュー・ディレクションへの入部を希望しており、新たな才能の発掘に期待が高まります。

新しいレイチェルは誰？

ティナ、ブリタニー、ブレイン、ウェイドは、誰が「新しいレイチェル」になるかを競い合い、カーリー・レイ・ジェプセンの楽曲を披露します。審査の結果、アーティはブレインを選びます。卒業生のカート・ハメル（クリス・コルファー）は、チア部のコーチであるスー・シルベスターの元を訪れ、彼女の娘ロビンに会います。そこでカートは、スーの新たな手下であるチアリーダーのキティ（ベッカ・トビン）に遭遇し、大学に進学していないことをからかわれてしまいます。

新入部員オーディション

ニュー・ディレクションは新入部員を選ぶためのオーディションを開催します。ジェイク（ジェイコブ・アーティスト）と名乗る生徒は、ザ・フレイの楽曲を披露しますが、途中で審査を打ち切られ、怒って退場します。次に登場したマーリー・ローズ（メリッサ・ブノワ）は、ビリー・ジョエルの楽曲を歌い上げます。同じ頃、NYADAの授業でカルメン・ティビトー（ウーピー・ゴールドバーグ）を感心させられず退学させられた新入生が出た後、レイチェルも同じ曲を披露します。レイチェルの歌にティビトーは好印象を抱き、ブローディも感心させます。マーリーはニュー・ディレクションに歓迎されますが、部員たちが彼女の母親を侮辱する話をしているのを聞いて落胆します。サムたちは後に謝罪しますが、キティはマーリーとユニークにスラッシーをかけ、再び人気者ではなくなってしまいます。ブレインはマーリーを次のリハーサルでリードとして歌うように誘います。

カート、ニューヨークへ

ブレインはカートを励ますため、イマジン・ドラゴンズの楽曲を歌い、ニューヨークで夢を追うように促します。カートはすぐにニューヨークへ行くことを決意し、父親バートに見送られ、感動的な別れをします。ウィルはジェイクがノア・パック・パッカーマンの義理の弟であることを知ります。彼はパックが更生したように、ジェイクも入部すべきだと誘いますが、ジェイクは拒否します。

ニューヨークでの再会

レイチェルとカートはニューヨークで再会し、共同生活を始めることに。マーリーとニュー・ディレクションはアデルの楽曲を披露し、ジェイクも見守ります。

このエピソードでは、新たな舞台となるニューヨークでのレイチェルの挑戦と、マッキンリー高校グリー部の新たなスタートが描かれています。新キャラクターの登場や人間関係の変化など、今後の展開への期待が高まるエピソードです。

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