舞鶴山
舞鶴山（まいづるやま）
山形県天童市に位置する舞鶴山は、標高242.1mの山です。天童市街地の南東に位置し、西側にはJR奥羽本線（山形新幹線）、東側には国道13号山形バイパスが南北に走っています。この山一帯は、かつて天童城があった場所であり、現在は天童公園の一部として整備されています。
歴史と景観
舞鶴山は、その歴史的な背景から、天童市民にとって特別な場所です。天童城址としての歴史を持ち、現在は市民の憩いの場として親しまれています。特に春には桜が咲き誇り、多くの人々が訪れます。桜の開花時期には、人間将棋というユニークなイベントも開催され、観光客にも人気があります。
天童公園もみじ園
2021年4月14日には、天童公園内に「もみじ園」が新たに開園しました。このもみじ園は、総事業費2億9609万円をかけて2018年から整備されたもので、舞鶴山の山頂と地上にある親水空間を、デッキ階段やスロープで繋いでいます。散策路の全長は250メートル、高低差は52メートルあり、自然を感じながら散策を楽しむことができます。
天童中継局の歴史
かつて、舞鶴山にはテレビのアナログ放送中継局が設置されていました。この中継局は、天童市中心部を放送エリアとしていましたが、デジタル放送への移行に伴い、NHKや民放各局の電波が山形本局や新庄中継局でカバーできるようになったため、その役割を終え、アナログ放送終了とともに廃止されました。
アクセス
舞鶴山は、天童市街地からもアクセスしやすく、気軽に自然を楽しめる場所です。公共交通機関を利用する場合は、JR奥羽本線（山形新幹線）の天童駅から徒歩でアクセスできます。車の場合は、国道13号山形バイパスを利用すると便利です。
まとめ
舞鶴山は、歴史と自然が調和した魅力的な場所です。春の桜、秋の紅葉など、四季折々の美しい景色を楽しむことができます。天童市を訪れた際には、ぜひ足を運んでみてください。
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