色彩の主人公

岩崎良美のカバーアルバム『色彩の主人公』は、2011年11月2日にリリースされました。このアルバムは、彼女にとって初のカバーアルバムであり、様々なジャンルの名曲を岩崎良美自身の感性で表現した意欲作です。

アルバムには、久保田早紀の「異邦人」、ハイ・ファイ・セットの「スカイレストラン」、木村カエラの「Butterfly」など、時代を超えて愛される名曲の数々が収録されています。これらの楽曲は、原曲の魅力を残しつつ、澤近泰輔による新たなアレンジが施され、岩崎良美の歌声によって新たな命が吹き込まれています。

収録曲の中でも注目すべきは、岩崎良美自身が作詞を手掛けたオリジナル新曲「Ca m’etonne pas〜そんなのへっちゃら〜」でしょう。この曲は、彼女の新たな一面を垣間見ることができる一曲です。

また、アルバムには、過去のヒット曲をリアレンジしたセルフカバーも収録されています。「タッチ（21st century ver.)」「君がいなければ（21st century ver.)」「青春 (21st century ver.)」は、往年のファンにとっては懐かしく、新たなファンにとっては新鮮に感じられるでしょう。これらの楽曲は、オリジナルとは異なるアプローチで再構築されており、新たな魅力を引き出しています。

収録曲は以下の通りです。

異邦人
作詞・作曲：久保田早紀／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：久保田早紀（1978年）
スカイレストラン
作詞・作曲：荒井由実／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：ハイ・ファイ・セット（1975年）
Butterfly
作詞：木村カエラ／作曲：末光篤／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：木村カエラ（2009年）
ダンスはうまく踊れない
作詞・作曲：井上陽水／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：石川セリ（1977年）
ハナミズキ
作詞：一青窈／作曲：マシコタツロウ／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：一青窈（2004年）
オリビアを聴きながら
作詞・作曲：尾崎亜美／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：杏里（1978年）
Ca m’etonne pas〜そんなのへっちゃら〜
作詞：岩崎良美／作曲・編曲：澤近泰輔
オリジナル新曲。
生きがい
作詞：山上路夫／作曲：渋谷毅／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：由紀さおり（1970年）
ありがとう
作詞・作曲：水野良樹／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト：いきものがかり（2010年）
見上げてごらん夜の星を
作詞：永六輔／作曲：いずみたく／編曲：澤近泰輔
カバードアーティスト： 伊藤素道とリリオ・リズム・エアーズ(1960年)
タッチ（21st century ver.)
作詞：康珍化／作曲：芹澤廣明／編曲：米光亮
セルフカバー。
君がいなければ（21st century ver.)
作詞：康珍化／作曲：芹澤廣明／編曲：太田美知彦
セルフカバー。
青春 (21st century ver.)
作詞：康珍化／作曲：芹澤廣明／編曲：米光亮
* セルフカバー。

『色彩の主人公』は、岩崎良美の新たな魅力を発見できるとともに、時代を超えて愛される名曲の数々を改めて堪能できる、聴きごたえのあるアルバムと言えるでしょう。

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