若柴

千葉県柏市若柴について

若柴（わかしば）は、千葉県柏市西部に位置する地域で、郵便番号は277-0871です。柏市の中でも特に変化の著しいエリアとして知られています。

地理

若柴は、柏市の西部に位置し、正連寺、大室、花野井、松葉町、十余二、柏の葉、中十余二といった地域と隣接しています。首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス（TX）の沿線に位置し、柏の葉キャンパス駅が地域の中心となっています。東部は主に住宅街が広がっていますが、西部はつくばエクスプレス沿線開発地域として区画整理が進み、新しい街並みが形成されています。また、北部から東部にかけては国道16号が通過しており、交通の便も良い地域です。

地域内には、TX AVENUE柏の葉（千葉銀行柏の葉キャンパス支店）、京葉銀行柏の葉キャンパス支店、ららぽーと柏の葉、柏の葉辻仲病院などの施設があり、生活利便性が高いのが特徴です。

地価

若柴の住宅地における地価は、2017年の公示地価によると、若柴字原山277番7の地点で1平方メートルあたり30万3000円と、柏市内で最も高い水準となっています。柏駅周辺の地価を上回るほどの高さを誇り、人気の高いエリアであることが伺えます。

歴史

若柴は、江戸時代から1889年（明治22年）までは若柴村という独立した村でした。つくばエクスプレスの開通前は、東部を中心に戸建て住宅が立ち並ぶ住宅街でしたが、開通後は西部を中心に「柏北部中央地区一体型特定土地区画整理事業」が行われ、「柏の葉国際キャンパスタウン」として大規模な開発が進められました。

つくばエクスプレスの開通以降、ららぽーと柏の葉やパークシティ柏の葉（高層マンション）、柏の葉辻仲病院、千葉銀行、京葉銀行などが次々と建設され、商業施設や医療機関が充実しました。今後もホテルや国際会議対応ホール、東京大学柏の葉駅前キャンパスなどの建設が予定されており、更なる発展が期待されています。

沿革

1889年（明治22年）：大青田村、大室村、小青田村、正連寺村、花野井村、船戸村、上三ケ尾村、下三ケ尾村、西三ケ尾村の一部が合併し、東葛飾郡田中村大字若柴となる。
1954年（昭和29年）9月1日：東葛飾郡田中村が同郡柏町、小金町、土村と合併し、東葛市となる。
1954年（昭和29年）11月15日：東葛市が柏市に改称。
2005年（平成17年）8月24日：首都圏新都市鉄道つくばエクスプレスが開通し、柏の葉キャンパス駅が開業。

世帯数と人口

2017年（平成29年）10月31日時点での世帯数と人口に関する具体的な数値は、提供された資料には記載されていません。

交通

鉄道

最寄駅：つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅

バス

東武バスイーストが、柏の葉キャンパス駅を起点に、柏駅西口、流山おおたかの森駅東口、江戸川台駅西口方面への路線を運行しています。

道路

国道16号
千葉県道47号 守谷流山線
千葉県道279号 豊四季停車場高田原線

主要施設

首都圏新都市鉄道つくばエクスプレス 柏の葉キャンパス駅
TX AVENUE柏の葉
千葉銀行柏の葉キャンパス支店
柏の葉キャンパス郵便局
京葉銀行柏の葉キャンパス支店
ららぽーと柏の葉
柏の葉アーバンデザインセンター (UDCK)
柏の葉辻仲病院
柏区画整理事務所
若柴緑地
若柴第一公園
* しばとも公園

このように、若柴は交通の便が良く、商業施設や医療機関も充実した、住みやすい地域として発展を続けています。

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