茨城港

茨城港

茨城港は、茨城県の北部に位置する中核国際港湾、重要港湾であり、日立市、那珂郡東海村、ひたちなか市、東茨城郡大洗町にまたがっています。港湾管理者は茨城県です。2008年12月25日に、旧日立港・常陸那珂港・大洗港の3港を統合する形で発足しました。

鹿島港と並び、茨城県の重要な港湾の一つであり、首都圏ニューゲートウェイ（北側）としての役割を担っています。北側ゲートウェイである茨城港は、日立港区、常陸那珂港区、大洗港区の3つの港区から構成され、各港区の機能を差別化することで、コンテナ船、RORO船、フェリー、バルク船、客船など、多様なニーズに対応しています。

京浜港と比較して混雑が少なく、2011年3月には北関東自動車道が全線開通するなど、陸上交通路のアクセス環境も向上しており、港への所要時間短縮による物流の効率化が見込まれています。また、首都圏直下地震などの大規模自然災害発生時には、東京湾の港湾機能を補完する役割を果たすことが期待されています。

各港区の概要

日立港区
位置：北緯36度29分18.6秒 東経140度37分16.4秒
特徴：自動車・バラ貨物（バルク）等の取り扱いを基本としています。既存の施設を活用しつつ、新たなニーズなど多様化する物流に対応します。

常陸那珂港区
位置：北緯36度25分53.4秒 東経140度36分50.4秒
特徴：外内貿コンテナ、国際RORO船を中心に扱います。北関東自動車道の開通による物流拡大に対応するため広大な開発用地を有しており、企業立地の促進、物流需要に対応します。

大洗港区
位置：北緯36度18分28秒 東経140度34分26秒
特徴：フェリー・旅客船を中心とした物流・人流を基本としています。国際港湾として発展途上にあり、国内外のクルーズ船を誘致するなど茨城港のにぎわい拠点を形成します。

歴史

2008年12月25日：開港

港湾施設

各港区には、以下の港湾施設があります。

係留施設
外郭施設
水域施設

詳細は、茨城県または茨城ポートオーソリティのウェブサイトを参照してください。

関連情報

日本の港湾一覧#茨城県'>日本の港湾一覧#茨城県

外部リンク

いばらきの港紹介 - 茨城県土木部港湾課
茨城港の概要 - 茨城ポートオーソリティ

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