茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線

茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線について

茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線は、茨城県久慈郡大子町を起点とし、栃木県大田原市（旧黒羽町）に至る主要地方道です。この路線は、両県を結ぶ重要な役割を担い、地域の交通ネットワークを支えています。

路線概要

• - 起点: 茨城県久慈郡大子町大字上金沢（国道461号交点）
• - 終点: 栃木県大田原市須佐木（国道461号交点）
• - 総延長: 13.045 km (茨城県区間: 1.273 km、栃木県区間: 11.772 km)
• - 重用延長: なし
• - 未供用延長: なし
• - 実延長: 13.045 km
• - 自動車交通不能区間延長: なし

この路線の大部分は栃木県内に位置しており、茨城県区間はごく一部です。全線が供用されており、自動車での通行が可能です。

歴史

• - 1928年（昭和3年）9月2日: 茨城県道として認定。
• - 1962年（昭和37年）8月10日: 栃木県道として認定。
• - 1966年（昭和41年）6月30日: 大子町内の狭隘路（最小幅員3.0m、延長234m）が拡幅改良されました。
• - 1968年（昭和43年）6月6日: 大子町内の別の区間（最小幅員3.5m）でも道路拡幅改良が行われました。
• - 1993年（平成5年）5月11日: 主要地方道に指定されました。
• - 1995年（平成7年）3月30日: 茨城県区間の整理番号が7から13に変更されました。

この路線は、昭和初期に県道として認定されて以来、地域の発展とともに道路の拡幅や改良が行われてきました。主要地方道への指定は、この路線の重要性を物語っています。

道路施設

明神トンネル

• - 所在地: 栃木県大田原市
• - 竣工: 1999年12月
• - 全長: 819m
• - 全幅員: 10.75m
• - 高さ: 4.7m
• - 車道幅員: 6.0m

明神トンネルは、明神峠を貫く主要な構造物であり、この路線における重要な道路施設です。このトンネルの完成により、峠越えの交通が大幅に改善されました。

地理

通過する自治体

• - 茨城県: 久慈郡大子町
• - 栃木県: 大田原市

この路線は、茨城県の北端と栃木県の県境付近を通過し、山間部を縫うように走っています。自然豊かな地域を通るため、四季折々の風景を楽しむことができます。

交差する道路

• - 国道461号: 起点と終点で接続しています。
• - 茨城県道205号須賀川大子線: 大田原市須賀川で接続しています。
• - 栃木県道321号南方須佐木線: 大田原市須佐木で接続しています。

これらの道路との接続により、広範囲な地域へのアクセスが可能です。

まとめ

茨城県道・栃木県道13号大子黒羽線は、両県を結ぶ重要な道路であり、地域の生活と経済を支える上で欠かせない存在です。歴史的な背景や道路施設の整備を通じて、その重要性はさらに高まっています。

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