茨城県道・栃木県道190号境間々田線

茨城県道・栃木県道190号境間々田線について

茨城県道・栃木県道190号境間々田線は、茨城県猿島郡境町から栃木県小山市に至る、全長約17kmの一般県道です。この路線は、茨城県区間と栃木県区間に分かれており、それぞれ異なる特徴を持っています。特に、古河市内の一部区間では県道の指定が途切れているほか、終点付近には狭い道幅の区間や一時停止が連続する箇所があるなど、走行には注意が必要です。

概要

起点: 茨城県猿島郡境町大字塚崎（国道354号交点）
終点: 栃木県小山市乙女（国道4号交点）
総延長: 17.128 km（茨城県区間：12.283 km、栃木県区間：4.845 km）
重用延長: 茨城県区間0.704 km (栃木県区間はデータなし)
未供用延長: なし
自動車交通不能区間: なし

この路線は、茨城県と栃木県を結ぶ重要な役割を担っており、地域住民の生活道路として利用されています。

歴史

1959年（昭和34年）に茨城県が県道路線として認定したのが始まりです。当初は、猿島郡境町から下都賀郡間々田町を結ぶ路線として計画されました。その後、1995年（平成7年）に整理番号が190に変更され、現在に至っています。

年表

1959年（昭和34年）10月14日：茨城県が県道境間々田線として路線認定。茨城県内の道路区域が決定。
1964年（昭和39年）7月3日：車両制限令に基づく指定を受ける。
1987年（昭和62年）12月21日：猿島郡総和町内にバイパス（650m）が開通。
1990年（平成2年）9月20日：総和町内のバイパス（939m）が供用開始。
1994年（平成6年）11月28日：総和町内の旧道（1.276km）が指定解除され町道に降格。
1995年（平成7年）3月30日：茨城県区間の整理番号が190に変更。
2000年（平成12年）4月20日：境町内の国道354号バイパス区間の一部を編入し路線が延長。
2001年（平成13年）3月1日：猿島郡総和町内の区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。
2005年（平成17年）7月29日：境町内の区間が供用開始。
2006年（平成18年）4月6日：猿島郡境町の一部区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。
2009年（平成21年）4月1日：猿島郡境町から古河市の一部区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。古河市久能の一部区間が指定解除
2010年（平成22年）4月1日：古河市小堤の区間が、最大重量限度25トンの道路に指定。
2020年（令和2年）7月15日：野木町内の0.4kmが供用開始。

このように、時代とともに道路の改良や区間の見直しが行われてきました。

路線状況

この路線は、一部区間が緊急輸送道路に指定されており、災害時の被害拡大防止のため、電柱の設置が制限されています。また、道路の状況は場所によって異なり、特に終点付近は狭隘な区間が多いため、注意が必要です。

重複区間

国道354号（猿島郡境町塚崎：0.5 km）

他の道路との重複区間も存在します。

地理

通過する自治体

茨城県：猿島郡境町 - 古河市
栃木県：下都賀郡野木町 - 小山市

交差する道路

茨城県
新4号国道（春日部古河バイパス）（古河市高野）
茨城県道56号つくば古河線（古河市久能）
茨城県道250号古河総和線（古河市下大野：重複区間）
国道125号（古河市小堤）
栃木県
栃木県道294号東野田古河線（下都賀郡野木町大字佐川野：重複区間）
栃木県道314号佐川野友沼線（下都賀郡野木町大字佐川野）

複数の主要道路と交差しており、交通の要所としての役割も担っています。

関連情報

茨城県の県道一覧
栃木県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
境工事事務所（古河市区間の道路管理事務所）
栃木県県土整備部
栃木土木事務所（小山市区間の道路管理事務所）

詳細な道路情報は、各自治体のウェブサイトで確認できます。


この情報は、2023年11月までのデータに基づいています。

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