茨城県道116号鹿田玉造線

茨城県道116号鹿田玉造線

茨城県道116号鹿田玉造線は、茨城県鉾田市鹿田を起点とし、同県行方市に至る主要な一般県道です。この路線は、鉾田市と行方市の市街地間を南北に結ぶ、全長約18kmの道路です。地域住民の生活を支える重要な役割を担っています。

概要

この県道は、鉾田市鹿田の茨城県道115号子生茨城線から分岐し、南下します。鉾田市舟木、上冨田を経由し、行方市玉造の市街地を通過し、行方市玉造甲の国道354号との交差点である玉造町諸井交差点に至ります。鉾田市子生と行方市玉造の両市街地間を最短距離で結ぶルートであり、地域住民の重要な交通手段となっています。

路線データ

起点: 茨城県鉾田市鹿田（茨城県道115号子生茨城線交点）
終点: 茨城県行方市玉造甲2654番1地先（国道354号交点＝「玉造町諸井」交差点）
総延長: 18.098 km
重用延長: 5.130 km
未供用延長: なし
実延長: 12.968 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

1959年（昭和34年）10月14日に、県道として初めて認定されました。当初は、鹿島郡旭村大字鹿田を起点とし、鹿島郡鉾田町を経由して、行方郡玉造町を終点とする区間でした。1995年（平成7年）に整理番号が116に変更され、現在に至ります。

年表

1959年（昭和34年）10月14日：路線認定。
道路区域は、鹿島郡旭村大字鹿田の県道子生茨城線分岐から行方郡玉造町字玉造の県道札玉造線交点（旧国道354号）までと決定。
1967年（昭和42年）1月16日：鹿島郡鉾田町大字上冨田の517 m区間を道路改良。
1980年（昭和55年）11月17日：鹿島郡鉾田町大字青柳から同郡玉造町大字芹沢（陣屋交差点）の狭隘な現道（3.633 km）を2車線化拡幅改良。
1986年（昭和61年）2月3日：鹿島郡鉾田町大字舟木（舟木交差点）から同町大字上冨田（主要地方道茨城鹿島線交点）の区間（3.195 km）を拡幅2車線化。
1990年（平成2年）8月20日：東茨城郡小川町大字下吉影から鹿島郡鉾田町大字青柳の狭隘路を迂回するバイパス（910 m）が開通。
1990年（平成2年）9月6日：小川町大字下吉影から鉾田町大字青柳の狭隘な旧道区間（810 m）が指定を解かれ町道に降格。
1991年（平成3年）1月14日：行方郡玉造町乙の終点付近の旧道（358 m）を玉造町に移管し、終点位置を玉造町甲の玉造町駅前（一般県道玉造停車場線交点）に変更。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が126から現在の116に変更。
1996年（平成8年）2月15日：道路延伸に伴い、行方郡玉造町字上宿甲（玉造町駅前）から同町字桜谷甲（国道354号）の区間（1.461 km）を編入し、終点が現在の位置となる。
2020年（令和2年）3月19日：鉾田市鹿田の現道（1.057 km）を拡幅する道路区域を指定。
2020年（令和2年）12月24日：鉾田市鹿田地内の一部区間（約0.4 km）を拡幅改良供用開始。
2021年（令和3年）7月1日：行方市捻木地内を道路改良。

路線状況

上冨田交差点から陣屋交差点の間は、茨城県道50号水戸神栖線と重複しています。それ以外の区間は単独区間です。

重複区間

茨城県道50号水戸神栖線（鉾田市上富田の県道18号交点から行方市芹沢の県道8号交点までの区間）

道路施設

手奪橋（梶無川、行方市芹沢‐捻木）
金谷橋（梶無川、行方市捻木-若海）

地理

通過する自治体

茨城県
鉾田市
小美玉市
行方市

交差する道路

茨城県道110号鉾田茨城線（鉾田市舟木）
茨城県道18号茨城鹿島線（鉾田市上富田）
茨城県道50号水戸神栖線（鉾田市上富田 - 行方市芹沢：重複）
茨城県道8号小川鉾田線（行方市芹沢）

沿線

鉾田市立鉾田北中学校（鉾田市上冨田）
旧玉造町駅跡（行方市玉造甲）
行方市役所玉造庁舎（行方市玉造甲）

脚注

注釈

特になし

出典

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

参考文献

特になし

関連項目

茨城県の県道一覧

外部リンク

茨城県土木部
* 鉾田工事事務所（道路の管理事務所）

もう一度検索