茨城県道230号高萩友部線

茨城県道230号高萩友部線

茨城県道230号高萩友部線は、高萩市安良川を起点とし、日立市十王町友部を終点とする全長約6.5kmの一般県道です。この路線は、高萩市と日立市を結ぶ重要な役割を担っています。

概要

この道路は、高萩市安良川の安良川西交差点で国道461号から分岐し、南へ向かって進みます。ほぼJR常磐線と並行しながら、日立市十王町友部で県道日立いわき線に接続しています。

路線データ

起点: 茨城県高萩市大字安良川字横町731-1番（国道461号交点〈安良川西交差点〉）
終点: 茨城県日立市十王町友部字屋敷前110番2地先（茨城県道10号日立いわき線・茨城県道297号十王停車場川尻線交点〈十王郵便局前交差点〉）
総延長: 6.542 km
重用延長: なし
未供用延長: なし
実延長: 6.542 km
自動車交通不能区間延長: なし

歴史

1965年（昭和40年）に、高萩市安良川から多賀郡十王町友部（現在の日立市十王町友部）を結ぶ路線として認定されました。その後、1995年（平成7年）に整理番号が変更され、現在の230号となりました。

年表

1965年（昭和40年）2月12日：高萩友部線として路線認定、供用開始。
1971年（昭和46年）9月9日：起点が現在の安良川西交差点に変更。
1981年（昭和56年）7月2日：十王町内の一部区間でバイパス路が供用開始。
1988年（昭和58年）1月31日：旧道区間の一部が処分。
1991年（平成3年）4月4日：十王町内のバイパス道路が開通。
1992年（平成4年）8月13日：旧道の一部が町道に降格、終点が十王郵便局前交差点に変更。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が230に変更。
2022年（令和4年）7月28日：高萩市内でバイパス新設の道路区域を指定。

路線状況

この路線は、災害時の緊急輸送道路としての役割を担っており、道路用地内への電柱設置が制限されています。

道路施設

新花貫橋: 高萩市安良川と石滝の間、花貫川に架かる橋。
念仏橋: 日立市十王町伊師本郷、小石川に架かる橋。
桜橋: 日立市十王町友部、十王川に架かる橋。

地理

この道路は、阿武隈高地の東側裾野を通り、カーブや坂道が多く見られます。高萩市石滝地内には、「びんずる坂」と呼ばれる急な坂道があります。

通過する自治体

茨城県
高萩市
日立市

交差する主な道路

国道461号（高萩市安良川）
茨城県道10号日立いわき線（日立市十王町友部）
茨城県道297号十王停車場川尻線（日立市十王町友部）

沿線

茨城大学宇宙電波館（高萩市石滝）
KDDI茨城衛星通信センター
森林総合研究所林木育種センター（日立市十王町伊師）
大心苑十王ゴルフコース（日立市十王町友部）

参考資料

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

外部リンク

茨城県土木部 高萩工事事務所（道路の管理事務所）

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