茨城県道344号真鍋停車場線

茨城県道344号真鍋停車場線は、茨城県土浦市真鍋地区に位置する、全長約270メートルの一般県道です。この路線は、かつて真鍋駅（現在は廃止）へのアクセス道路として機能していました。

概要

この県道は、土浦市真鍋一丁目の旧真鍋駅跡付近を起点とし、同じく真鍋一丁目で国道125号と接続する、東西に走る短い路線です。総延長は267メートルで、重用区間や未供用区間はなく、全区間が供用されています。自動車交通不能区間も存在しません。

この道路の歴史は、筑波[[鉄道筑波線]]の真鍋駅と深く関わっています。もともと真鍋駅への接続道路として整備されましたが、1981年に真鍋駅が信号場に格下げされ、1987年には筑波線自体が廃止されました。しかし、県道としての路線名は変更されず、現在に至っています。

路線データ

起点：土浦市真鍋一丁目（旧真鍋停車場跡）
終点：土浦市真鍋一丁目（国道125号交点）
総延長：267メートル
重用延長：なし
未供用延長：なし
実延長：267メートル
自動車交通不能区間延長：なし

歴史

この路線の起源は、1930年に路線認定された真鍋停車場線に遡ります。その後、1959年10月14日に、真鍋駅を起点とし、旧国道6号（現在の国道125号）との交点を終点とする区間が、県道真鍋停車場線として茨城県によって認定されました。真鍋駅が信号場に変更されたり、廃止された後も、県道としての機能は維持され、1995年には整理番号が344に変更され、現在に至っています。

年表

1918年（大正7年）4月17日：真鍋駅が開業。
1930年（昭和5年）2月11日：真鍋停車場線が路線認定。
1959年（昭和34年）10月14日：現在の路線が路線認定（図面対象番号277）。道路区域は、土浦市真鍋町の真鍋停車場から土浦市真鍋町の一級国道六号線交点までと決定。
1981年（昭和56年）8月12日：真鍋駅が廃止され、真鍋信号所となる。
1987年（昭和62年）4月1日：筑波[[鉄道筑波線]]が廃止。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が340から344に変更。

路線状況

この路線の一部は、道路法に基づき緊急輸送道路に指定されており、災害時の被害拡大を防ぐため、道路用地内への電柱の新設が制限されています。

制限区間: 関東鉄道（株） - 土浦市真鍋二丁目（国道125号交差）

地理

通過する自治体

茨城県土浦市

交差する道路

旧国道354号（土浦市真鍋）

沿線

関東鉄道本社

脚注

参考文献

茨城県土木部『茨城県道路現況調書 令和2年3月1日現在』

関連項目

茨城県の県道一覧
新土浦駅

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