茨城県道348号真壁停車場線

茨城県道348号真壁停車場線について

茨城県道348号真壁停車場線は、茨城県真壁郡真壁町（現在の桜川市）に存在した、筑波鉄道真壁駅と主要地方道を結ぶ役割を担っていた一般県道です。この路線は、筑波鉄道筑波線の廃止に伴い、1997年12月25日にその役割を終え、廃止されました。

路線の概要

起点: 真壁郡真壁町大字古城字大手町51-5番地（旧真壁駅）
終点: 真壁郡真壁町大字古城字二の丸317-2番地（茨城県道41号つくば益子線交点＝古城交差点）
延長: 364.0 m

この路線は、真壁駅と主要地方道をつなぐ、全長364メートルの短い県道でした。

歴史

1959年（昭和34年）10月14日、真壁郡真壁町大字古城の真壁停車場を起点とし、当時の県道下館石岡線（後の石岡下館線）との交点を終点とする区間が、県道真壁停車場線として茨城県によって認定されました。1980年（昭和55年）には、真壁町中心市街地を迂回する主要地方道石岡下館線バイパス工事に伴い、同主要地方道の旧道の一部が編入され、路線の延長が行われました。これにより、終点の位置は古城交差点へと変更されました。

1987年（昭和62年）に筑波鉄道真壁駅が廃止されましたが、県道路線自体はその後も存続しました。1995年（平成7年）には整理番号が349に変更されました。しかし、真壁駅廃止から10年後の1997年（平成9年）12月25日、この路線は廃止されることになりました。

年表

1918年（大正7年）6月7日：真壁駅が開業。
1959年（昭和34年）10月14日：
真壁停車場線（図面対照番号292）が路線認定。
前身の旧・真壁停車場線（整理番号105：真壁郡真壁町（元標） - 真壁停車場）が廃止。
道路区域が、真壁郡真壁町大字古城の真壁停車場から同郡同町大字古城の主要地方道下館石岡線交点までと決定。
1980年（昭和55年）9月4日：石岡下館線の一部を編入し、終点位置が主要地方道筑波益子線交点に移る。
1987年（昭和62年）4月1日：筑波鉄道筑波線廃線により真壁駅が廃止。
1995年（平成7年）3月30日：整理番号が344から348に変更。
1997年（平成9年）12月25日：真壁停車場線が路線廃止。

地理

この路線は、真壁駅と茨城県道41号つくば益子線を結ぶ、短いながらも重要な役割を担っていた道路でした。

接続する道路

茨城県道41号つくば益子線（真壁町古城 古城交差点）

沿線

筑波鉄道筑波線真壁駅（廃止）

この路線は、真壁駅の存在とともに歴史を刻み、駅の廃止とともにその役割を終えた、地域にとって重要な道でした。

関連情報

* 茨城県の県道一覧

この短い県道は、地域の交通インフラの一端を担い、鉄道駅と主要道路を結ぶという重要な役割を果たしていました。その歴史は、地域の変遷を物語る貴重な記録と言えるでしょう。

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