荻川駅

荻川駅（おぎかわえき）

荻川駅は、新潟県新潟市秋葉区中野に位置する、東日本旅客鉄道（JR東日本）信越本線の駅です。

歴史

荻川駅は、1917年に荻川信号場として開設され、1926年に駅に昇格しました。国鉄時代には業務委託駅となり、1986年に橋上駅舎に改築されました。国鉄分割民営化を経てJR東日本の駅となり、みどりの窓口の開設やSuicaの利用開始など、時代の変化に対応してきました。しかし、2022年にはみどりの窓口が営業を終了しています。

年表

1917年（大正6年）9月4日：鉄道院の荻川信号場として新設。
1926年（大正15年）11月20日：荻川駅に昇格。
1970年（昭和45年）10月1日：業務委託駅化（日本交通観光社受託）。
1986年（昭和61年）
3月19日：駅舎改築に伴い仮駅舎で営業開始。
12月1日：現在の橋上駅舎に改築。
1987年（昭和62年）4月1日：国鉄分割民営化に伴い、東日本旅客鉄道（JR東日本）の駅となる。
1991年（平成3年）10月1日：みどりの窓口開設。
2004年（平成16年）12月16日：自動改札機使用開始。
2006年（平成18年）1月21日：ICカード「Suica」の利用が可能となる。
2022年（令和4年）9月30日：みどりの窓口営業終了。

駅舎改修

1986年に橋上駅舎として生まれ変わった荻川駅ですが、その後は大規模な改修が行われていませんでした。バリアフリー設備が十分でなかったため、エレベーターの設置を求める声が上がっていました。これを受けて、新潟市とJR東日本新潟支社は、駅設備のバリアフリー化を進めることになり、2014年からエレベーターの新設と西口駅前広場の整備に着手しました。2015年には、東西両口にエレベーターが設置され、バリアフリー化が大きく前進しました。

駅構造

荻川駅は、相対式ホーム2面2線を有する地上駅で、橋上駅舎を備えています。新津駅が管理する業務委託駅で、JR東日本新潟シティクリエイト（JENIC）が駅業務を受託しています。2階コンコースには、有人改札口、自動改札機、多機能券売機が設置されています。ホームには花壇があり、「新潟県美しい町づくりコンクール」に入選した実績もあります。

のりば

1番線：信越本線（新津・新潟方面）
2番線：信越本線（亀田・新発田方面）

改札内コンコースと両ホームを結ぶエレベーターが設置されており、バリアフリー対策が施されています。自由通路（荻川駅東西自由通路）は新潟市秋葉区が管理しており、駅舎は自由通路に面する2階にあります。東西両口にはエレベーターが設置されています。

利用状況

JR東日本によると、2023年度の1日平均乗車人員は1,842人です。

駅周辺

駅周辺は住宅地が広がっており、東口側には商店などの店舗が集まっています。

東口

新潟県道102号荻川停車場線
JA新津さつき 荻川支店
第四北越銀行 荻川支店
荻川郵便局

西口

ウオエイ荻川店
荻川地区コミュニティーセンター
新潟市立荻川小学校

バス路線

東口からは、横越地区で運行している住民バス「横バス」が発着しています。バス停は第四北越銀行の向かいにあり、平日のみ運行しています。

南ルート：横越出張所行

隣の駅

東日本旅客鉄道（JR東日本）

信越本線
快速：通過
普通：さつき野駅 - 荻川駅 - 亀田駅

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