菅原祥太

菅原祥太のプロフィール

菅原 祥太（すがわら しょうた、1993年9月19日生まれ）は、東京都墨田区出身の元プロ野球選手で、主に外野手として活動していました。彼は左投左打の選手で、NPBでは育成選手としてプロ生活をスタートしました。

経歴

プロ入り前

菅原選手は、駿台学園高等学校で投手として活躍し、チームを東東京大会3回戦に進出させる実力を見せていました。しかし、高校卒業後に進学した平成国際大学では、練習や規律についていけず、わずか半年で退部し、大学も辞める決断を下しました。その後、日本ウェルネススポーツ大学に転校し、大学3年時に俊足と長打力を活かすために野手に転向。主に3番バッターとして活躍し、実力を発揮しました。

プロ入り

菅原選手は2016年のプロ野球ドラフトで、千葉ロッテマリーンズから育成選手枠で2位指名を受けました。プロ入りの際、彼は「指名を受けた時はほっとしました」と心境を語り、練習を重ねて成長を目指す決意を示しました。11月には支度金300万円、年俸240万円でロッテと契約を結びました。

ロッテ時代

2017年の春季キャンプに一軍でスタートしたのは、育成選手としては球団初のことでしたが、キャンプ最終日に腰痛を訴え、二軍でリハビリを余儀なくされました。イースタン・リーグ公式戦には42試合に出場したものの、打率は.179と振るわず、10月に戦力外通告を受けることになりました。その後、11月15日に行われた12球団合同トライアウトに参加し、4打数1安打の成績を残しました。

ロッテ退団後

2018年には米国の独立リーグ、エンパイアリーグのトライアウトに参加し、プエルトリコ・アイランダーズから指名を受けました。開幕戦にスタメン出場し、初戦での活躍から注目を集め、シーズン成績は40試合で打率.312、2本塁打、31打点、21盗塁という素晴らしいものとなりました。

2019年からは埼玉県の社会人クラブチーム「新波」に加入しプレーしたものの、同年限りで退団。その後、株式会社KHに入社し、同社の野球部で軟式野球を続けています。

選手としての特徴

身長183cm、体重95kgの体格を持ち、スピードやパワーに優れています。50m走は5秒74、スクワット230kg、ベンチプレス135kg、背筋力は704N·mと、素晴らしい身体能力を誇っています。ロッテの二軍コーチからは、バットを強く振れることが魅力だと評価されましたが、プロの体感スピードには適応が難しかったとのことです。

人物

見た目が上原浩治に似ていたため、中学時代は「上原」というニックネームで呼ばれていました。また、乃木坂46の大ファンでもあり、ライブや握手会に参加した経験を持ち、若月佑美を推しメンとして応援していました。

詳細情報

• - 一軍公式戦出場なし
• - 背番号: 122（2017年）、22（2018年）、9（2021〜2022年）、1（2023年）

菅原選手のプロ野球人生は厳しいものでしたが、彼の努力と情熱は多くの人々に影響を与えたことでしょう。

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