菊井徹平

菊井徹平のプロフィールとキャリアの軌跡

菊井徹平（きくい てっぺい）、1978年12月13日生まれのプロボクサーで、神奈川県小田原市出身です。彼は、日本スーパーフライ級の元王者であり、現在もボクシング界で注目されています。菊井選手は、コーエイ工業小田原ボクシングジムにてデビューした後、2000年からは花形ボクシングジムに所属しています。「サラリーマン徹平」というリングネームで知られ、特異なキャラクターも持ち合わせています。

来歴

菊井選手は、小学6年生の時にボクシングに入門しました。当初はコーエイ工業小田原に所属し、後に花形ボクシングジムに移籍。その後は、星野敬太郎選手に指導を受け、プロへの道を歩み始めました。1997年にはライトフライ級でプロデビューし、最初の試合では4ラウンドで勝利を収めました。

しかし、彼のキャリアは順調に進まなかった。1998年には、東日本ライトフライ級の新人王決定戦準決勝で敗れ、連勝が止まってしまいました。さらに、階級を上げて挑んだ試合でも初めての連敗とKO負けを味わうことになりました。

2002年に階級をスーパーフライ級に上げた菊井選手は、OPBF東洋太平洋ライトフライ級王者の升田貴久選手との対戦で勝利を収め、波に乗ります。その後、WBCフライ級王者の内藤大助選手との試合で敗れたものの、彼のポテンシャルを証明しました。

その後の試合でも様々な選手と対戦し、2006年には日本スーパーフライ級王座を獲得しました。これは、彼のボクサー人生の中でも特に輝かしい瞬間です。このタイトルを防衛した初戦も勝利で飾り、着実に成長を遂げていました。

しかし、2007年の河野公平選手との再戦ではダウンを奪われる苦戦を強いられ、判定負けとなってしまいます。また、同年メキシコでのWBC世界スーパーフライ級王座挑戦も敗北に終わるなど、厳しい状況が続きました。

2009年には再起を果たし、バンタム級で連勝を重ねます。そして、同年8月にはリングネームを「サラリーマン徹平」と改名し、より自身のキャラクターを前面に出して戦う姿勢を見せます。しかし、同年末の試合では再び敗北を喫しました。

戦績と獲得タイトル

菊井徹平選手のアマチュアとしての戦績は14試合中9勝（3KO）、5敗でした。プロボクシングにおいては、38戦24勝（4KO）、12敗（2KO）、2分の成績を収めています。彼は、 第31代日本スーパーフライ級王者としても名を馳せており、防衛戦も成功させている他の実績があります。

まとめ

菊井徹平選手のキャリアは、波乱に満ちたものです。ただし、その中でも輝かしい瞬間や成長を見せ続けており、日本のボクシング界において重要な存在であることは間違いありません。これからも彼の活動に注目が集まることでしょう。

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