蓑輪単志

蓑輪単志

蓑輪単志（みのわ ひとし、1959年12月17日 - ）は、日本のミュージシャン、作曲家であり、ロックバンドHOUND DOGのキーボーディストとして広く知られています。現在は、JUNGAPOP、鼓単といったユニットで活動を展開しています。東北学院大学経済学部を卒業。

経歴

東北学院大学在学中、サークルの先輩である大友康平らが結成したHOUND DOGに加わりました。1980年のプロデビュー以降、キーボーディストとしてだけでなく、作曲家としてもバンドの中心的役割を担い、数々のヒット曲を生み出しました。特に「ff（フォルティシモ）」は、彼の代表作として知られています。

2005年、蓑輪は鮫島秀樹と共にバンドから離脱させられるという事態に遭遇します。その後、大友康平らに対し、バンドへの復帰を求める訴訟を起こしました。この経緯については、HOUND DOGの項目に詳細が記載されています。

2006年には、同様にバンドを辞めさせられた八島順一、橋本章司、西山毅らと法的に和解しましたが、彼らが「元の6人に戻る」という名目で行ったライブ活動には一切参加せず、距離を置いています。ただし、鮫島秀樹や西山毅とは交流を続けています。この件に関して、蓑輪はマスコミに対してほとんど語らず、沈黙を守っていました。

現在は、2002年から参加しているJUNGAPOPや、鼓単のメンバーとして音楽活動を精力的に行っています。また、川嶋あいの楽曲「My Love」のレコーディングに参加したり、HOUND DOG初期アルバムのデジタルリマスター作業を監修するなど、多岐にわたる活動を展開しています。

さらに、みちのく（東北地方）を拠点とするM's Japan Orchestraの公演に、ピアノ・キーボード奏者としてゲスト参加するなど、地域に根ざした活動も行っています。

来歴

1959年 - 宮城県石巻市に生まれる。
1977年 - 東北学院大学の学園祭で大友康平のステージを見て感銘を受け、同大学への入学を決意。
1978年 - HOUND DOGに参加。
1980年 - HOUND DOGのメンバーとしてプロデビュー。
1985年 - 作曲した「ff（フォルティシモ）」がヒット。
1990年 - 所属事務所が制作したドキュメンタリー映画「ベンポスタ子ども共和国」の音楽監督を担当。
2001年 - ソロアルバム「Mt.Fuji」をリリース（MATRIX RECORDSより）。
2002年 - JUNGAPOPに加入。HOUND DOGと並行して活動を続ける。
2005年 - HOUND DOGから離脱。
2007年 - 「川嶋あいWith SUPER BAND」に参加。
2008年 - 鼓単名義で「TOYA~心の旅路」を発表。

代表曲

ff (フォルティシモ)（作曲）
AMBITIOUS（作曲）
ONLY LOVE（作曲）
BRIDGE〜あの橋をわたるとき〜（後藤次利との共作曲）
SONGS（作詞、作曲）

参加ユニット

JUNGAPOP

坂口良治 (Dr)
尾上一平 （Vo）
高橋"Jr."知治 (Bass&Harmonica)
蓑輪単志 (Key)
是永巧一 (Gt)

鼓単

北島良人 (Vo)
蓑輪単志 (Key)

外部リンク

蓑輪単志 (hitoshi.minowa.5) - Facebook
蓑輪単志 - Ameba Blog
HITOSHI MINOWA BLOG

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