蓼科アミューズメント水族館

蓼科アミューズメント水族館



蓼科アミューズメント水族館は、長野県茅野市の蓼科高原に位置する水族館です。標高1750mという高地にあり、世界で最も標高の高い場所に位置する水族館として知られています。内陸県である長野県にありながら、世界各地の淡水魚を中心に数千匹もの魚が飼育されており、その多様な生態を観察することができます。

歴史



1993年に開館した蓼科アミューズメント水族館は、当初、蓼科観光開発株式会社によって運営されていました。しかし、2010年2月24日に同社が経営破綻したため、一時閉館を余儀なくされました。その後、水族館の建物と土地は競売にかけられ、株式会社たてしなに購入されました。この間、飼育されていたフンボルトペンギンなどの一部の動物は他の施設に譲渡されましたが、多くの動物は閉鎖後も飼育が続けられました。しかし、運営には多額の維持費がかかっていました。

2012年6月には、株式会社たてしなの経営者の知人が設立したアクアシアたてしな株式会社が水族館部分の経営を再開し、同年7月14日に再オープンを果たしました。その後、2014年6月には株式会社蓼科水族館に経営が引き継がれ、現在に至っています。

特徴



蓼科アミューズメント水族館の最大の特徴は、その立地です。世界最高所に位置する水族館として、他に類を見ないユニークな体験を提供しています。また、内陸県であるにも関わらず、世界各地の淡水魚を数多く飼育している点も、この水族館の魅力の一つです。さらに、ペット同伴での入場が可能なため、愛犬家の方々も一緒に楽しむことができます。2013年4月27日からはドッグランも併設され、ペット連れでの観光客にとって、より魅力的な施設となっています。

公式サイトでは、割引クーポンや障がい者割引、前売り券、団体割引などの各種割引情報や、年間パスポートの情報が提供されており、利用者はよりお得に水族館を楽しむことができます。

交通アクセス



公共交通機関を利用する場合は、JR中央本線茅野駅からアルピコ交通バス北八ヶ岳ロープウェイ行きに乗り、約60分で到着します。自動車の場合は、中央自動車道諏訪インターチェンジからビーナスラインを経由して蓼科方面へ向かい、グリーンポールNO94を右折して約3分です。

関連情報



蓼科アミューズメント水族館は、茅野市や蓼科高原の観光スポットの一つであり、日本の水族館の中でも特徴的な存在です。

外部リンク



もう一度検索

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。