薩摩山崎駅

薩摩山崎駅（さつまやまざきえき）

薩摩山崎駅は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町久富木（現在の薩摩郡さつま町久富木）に位置していた、日本国有鉄道（国鉄）宮之城線の廃止駅です。1926年（大正15年）に開業し、地域の交通を支えてきましたが、1987年（昭和62年）に宮之城線全線廃止に伴い、その役割を終えました。

歴史

1926年（大正15年）5月8日: 樋脇駅 - 宮之城駅間の開通と同時に、一般駅として開業しました。
1962年（昭和37年）3月25日: 貨物の取り扱いを廃止しました。
1963年（昭和38年）4月1日: 業務委託駅となり、日本観光社に運営が委託されました。
1983年（昭和58年）3月14日: 無人駅となりました。
1987年（昭和62年）1月10日: 宮之城線の全線廃止に伴い、薩摩山崎駅も廃駅となりました。

駅構造

開業当初は相対式ホーム2面2線を有する有人駅でしたが、営業末期には単式ホーム1面1線と木造駅舎を持つ無人駅となっていました。

利用状況

具体的な年間乗降人員や貨物取扱量のデータは、資料によって変動する可能性があります。

駅周辺

駅周辺には以下の施設がありました。

久富木簡易郵便局
鹿児島県道392号薩摩山崎停車場線
鹿児島県道393号原口薩摩山崎停車場線

廃止後の状況

駅舎は解体され、跡地は「国鉄宮之城線薩摩山崎駅跡」の記念碑が建てられた広場として整備されています。広場には、車輪や駅名標（レプリカ）が設置され、東屋も併設されており、かつての駅の面影を偲ぶことができます。

隣の駅

日本国有鉄道

宮之城線

入来駅 - 薩摩山崎駅 - 船木駅

脚注

（特に記載なし）

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
廃駅

薩摩山崎駅は、宮之城線の歴史とともに地域の人々に利用されてきた駅でした。廃止後も、その歴史を伝える場所として、地域の人々によって大切にされています。

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