船木駅

船木駅は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町船木（現在の薩摩郡さつま町船木）に位置していた、日本国有鉄道（国鉄）宮之城線の廃止駅です。1987年 1月10日に宮之城線が全線廃止されたことに伴い、その歴史に幕を閉じました。

1936年（昭和11年）6月5日：薩摩山崎駅と宮之城駅の間に、有人駅として開業しました。この時、駅舎も併設されていました。
1957年（昭和32年）10月1日：荷物扱いが廃止され、無人駅となりました。駅舎はその後、民家として転用されました。
1987年（昭和62年）1月10日：宮之城線の全線廃止に伴い、船木駅も廃駅となりました。

船木駅は、単式ホーム1面1線と待合室を備えたシンプルな構造でした。開業時は駅舎が併設された有人駅でしたが、無人化後は駅舎が民家として再利用されました。ホームと待合室のみが残り、往時の面影を偲ばせるのみです。

船木駅の周辺には、以下の施設がありました。

舟木簡易郵便局
JR九州バス「船木」停留所

バス停留所が設置されていることから、廃線後も地域住民の交通手段としてバスが利用されていることが伺えます。

宮之城線における船木駅の隣の駅は以下の通りでした。

薩摩山崎駅
宮之城駅

これらの駅も宮之城線の廃止とともに廃駅となっています。

宮之城線は、地域住民にとって重要な足であり、船木駅もその一部として地域社会に貢献していました。廃線後、駅の施設は姿を変えましたが、その存在は地域の歴史の一部として語り継がれています。

日本の鉄道駅一覧
* 廃駅

これらの項目も参照することで、鉄道の歴史や廃線となった駅についてより深く知ることができます。

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