薩摩求名駅

薩摩求名駅（さつまぐみょうえき）

薩摩求名駅は、かつて鹿児島県薩摩郡薩摩町大字求名（現在のさつま町求名）に位置していた、日本国有鉄道（国鉄）宮之城線の駅でした。1987年1月10日、宮之城線の全線廃止に伴い、その歴史に幕を閉じました。

歴史

1935年（昭和10年）6月9日：宮之城線の薩摩鶴田駅 - 薩摩永野駅間の開業に合わせて、一般駅として新設されました。当時は旅客と貨物の両方を取り扱っていました。
1962年（昭和37年）3月25日：貨物の取り扱いを廃止しました。
1963年（昭和38年）4月1日：業務委託駅となり、日本観光社に委託されました。
1971年（昭和46年）2月20日：荷物扱いが廃止され、無人駅となりました。
1987年（昭和62年）1月10日：宮之城線の全線廃止に伴い、薩摩求名駅も廃駅となりました。

駅構造

薩摩求名駅は、島式ホーム1面2線を有する駅でした。しかし、無人駅となった後は、ホームの片側のみが使用されていました。

廃止後の状況

駅周辺の廃線跡は、現在では舗装され道路として利用されています。駅跡地は広場状に整備され、地域住民の集会施設が建設されています。かつての駅の面影は、ほとんど残っていません。

隣の駅

日本国有鉄道

宮之城線

薩摩鶴田駅 - 薩摩求名駅 - 広橋駅

関連項目

日本の[[鉄道駅]]一覧
* 廃駅

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