薩摩湯田駅

薩摩湯田駅（さつまゆだえき）

薩摩湯田駅は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町湯田（現在の薩摩郡さつま町湯田）に位置していた、日本国有鉄道（国鉄）宮之城線の駅でした。1934年（昭和9年）に開業しましたが、1987年（昭和62年）1月10日に宮之城線が廃止されたことに伴い、その歴史に幕を閉じました。

歴史

1934年（昭和9年）7月8日：宮之城～薩摩鶴田間が開業した際に、薩摩湯田駅も同時に開業しました。
1962年（昭和37年）3月25日：貨物および荷物の取り扱いが廃止され、駅は無人化されました。
1987年（昭和62年）1月10日：宮之城線が全線廃止となったため、薩摩湯田駅も廃駅となりました。

駅構造

薩摩湯田駅は、単式ホーム1面1線のみを有する小規模な駅でした。駅舎は設けられておらず、簡素な構造が特徴でした。

廃止後の状況

駅の廃止後、線路の跡地は道路として整備されました。駅があった場所には、「国鉄宮之城線薩摩湯田駅跡」と刻まれた記念碑と、かつて使用されていた車輪が設置されており、駅の歴史を今に伝えています。

宮之城線が廃止され、南国交通のバス路線に転換された後、薩摩湯田駅の代替となるバス停は近くには設けられていません。そのため、バスを利用して駅跡地を訪れる際には注意が必要です。

隣の駅

日本国有鉄道

宮之城線

佐志駅 - 薩摩湯田駅 - 薩摩鶴田駅

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

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