佐志駅

佐志駅(さしえき)



佐志駅は、かつて鹿児島県薩摩郡宮之城町大字広瀬(現在の薩摩郡さつま町広瀬)に位置していた、日本国有鉄道(国鉄)宮之城線廃駅です。

歴史



1934年昭和9年)7月8日:宮之城駅 - 薩摩鶴田駅間の開通に伴い、新たに設置されました。当時は一般駅として機能していました。
1962年昭和37年)3月25日:貨物の取り扱いが廃止されました。
1964年昭和39年)4月1日:委託駅となり、駅業務が外部に委託されるようになりました。
1971年昭和46年)10月20日:荷物の取り扱いが廃止され、駅は無人化されました。
1987年昭和62年)1月10日宮之城線全線が廃止されたことにより、佐志駅もその役割を終え、廃駅となりました。

駅構造



佐志駅は、単式ホーム1面1線を有する無人駅でした。駅舎は設けられていませんでした。

利用状況



年間の乗降人員や貨物取扱量については、具体的なデータは残されていません。

駅周辺



旧佐志駅の周辺には、代替バスとして南国交通の「佐志駅前」バス停が設置されています。

廃止後の状況



現在、佐志駅の跡地には、「国鉄宮之城線佐志駅跡」の記念碑と、かつて使用されていた車輪が保存されています。これは、駅が地域に存在した証として、その歴史を今に伝えています。

隣の駅



日本国有鉄道

宮之城線

宮之城駅 - 佐志駅 - 薩摩湯田駅


関連項目



日本の[[鉄道駅一覧]]
* 廃駅

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