薫 (ミュージシャン)
薫（かおる、1974年2月17日 - ）は、日本の男性音楽家であり、DIR EN GREY|DIR_EN_GREYのギタリスト、作曲家、そしてリーダーとしてその才能を発揮しています。兵庫県出身で、血液型はA型、身長は170cmです。
薫が音楽に興味を持つようになったのは、中学生時代に友人に借りたDEAD ENDの『DEAD LINE』を聴いたことがきっかけでした。当初はボーカルにしか興味がなかったものの、X JAPANのライブでHIDEに憧れを抱いたことが、ギターを始める直接的な動機となりました。
高校卒業後、両親の勧めで簿記の専門学校に入学しますが、最初から退学するつもりで、授業料の安い学校を選びました。専門学校中退後は、2年ほどニート生活を送ります。20歳の時にバンド活動を開始し、CHARM（KAORU名義）、La:Sadie'sといったバンドを経て、DIR EN GREY|DIR_EN_GREYを結成。1999年にメジャーデビューを果たしました。
2015年10月3日からは、自身初のラジオ番組『The Freedom of Expression』（InterFM）を担当しました。同年10月21日には、雑誌『音楽と人』で連載していたエッセイ『薫の読弦』を単行本化し、自伝的エッセイ集『読弦』としてタワーレコード限定で発売しました。
2019年1月31日から2月3日にかけては、東京・TEMPORARY CONTEMPORARYにて、初の絵画個展『ノウテイカラノ』および『krim&zon展』を開催し、音楽以外の分野でもその才能を発揮しました。
薫が影響を受けたバンドとしては、X JAPAN、THE MAD CAPSULE MARKETS|THE_MAD_CAPSULE_MARKETS、パンテラ、ナイン・インチ・ネイルズ、スマッシング・パンプキンズ、ミニストリーなどが挙げられます。DIR EN GREY|DIR_EN_GREYでは、メインコンポーザーとしてほとんどの楽曲の作曲を手がけています。
クイーンアドリーナのボーカリスト、ケイティ・ジェーン・ガーサイドとは対談を行っています。また、2014年頃から右手に手指機能障害と神経麻痺を患っており、ライブ中にピックを落とすことがありました。複数の病院で診察を受けた結果、腱や関節の靱帯が緩んだことが原因と診断され、2015年現在はピックを両面テープで指に貼り付けて演奏しています。
絵を描くことも好きで、中学生の頃までは漫画家を目指していました。ギターを弾き始めた頃はイラストを描く程度でしたが、右手の機能障害のリハビリとして絵画制作を本格的に始め、2019年には個展を開催するに至りました。
漫画家の坂本眞一とは交流があり、2014年頃にTwitterでDIR EN GREY|DIR_EN_GREYについて触れた坂本のツイートを発見したことがきっかけで、交流が始まりました。お互いの作品に共通点を感じており、2018年には対談も行われました。
薫は数多くのギターを使用しており、主なものとしては以下のようなものがあります。
ESP HORIZON CUSTOM: シグネイチャー・モデルGANESA誕生以前のメインギター。
ESP MA-300 CUSTOM: 「Cage」で使用されていたギターで、サスティナーが付いています。
ESP GANESA Ⅰ～Ⅸ: DIR EN GREY|DIR_EN_GREY初の武道館ライブでお披露目されたシグネイチャー・モデル。
ESP VP-200: VPシリーズを使用するきっかけとなったモデル。
ESP VP-CTM: VP-200をベースにメイプルを貼り、セットネック仕様にしたギター。
ESP VP-SL7: 「OBSCURE」で使用される7弦ギター。
ESP D-KV-420: GANESAの後を継いだメインギター。
ESP THROBBER-STD 薫 CUSTOM: 「蜷局」で使用されるギター。
ESP D-KV-7st: 7弦メインのdum spiro speroをリリース後に制作されたギター。
Gibson FLYING-V
Fender STRATOCASTER: 63年製で、downyの青木裕から譲り受けたもの。
PRS Custom 24: アームダウンを多用する「孤独に死す、故に孤独。」で使用。
アンプは、初期にはボグナーとカスタムオーディオ製、現在はディーゼルを使用しています。キャビネットは主に初期 - 中期はマーシャル・VHTを使用していましたが、海外に行くようになってからはオレンジを使用しています。エフェクターはSHARK WARZY DRIVE、EMMA PisdiYAUwot、AMT E1などを使用しています。
読弦（2015年、タワーレコード限定）
読弦 弐（2018年、タワーレコード限定）
薫は、音楽家としてだけでなく、絵画制作や執筆活動など、多岐にわたる分野でその才能を発揮し続けています。
音楽への目覚めとDIR EN GREY|DIR_EN_GREY結成
薫が音楽に興味を持つようになったのは、中学生時代に友人に借りたDEAD ENDの『DEAD LINE』を聴いたことがきっかけでした。当初はボーカルにしか興味がなかったものの、X JAPANのライブでHIDEに憧れを抱いたことが、ギターを始める直接的な動機となりました。
高校卒業後、両親の勧めで簿記の専門学校に入学しますが、最初から退学するつもりで、授業料の安い学校を選びました。専門学校中退後は、2年ほどニート生活を送ります。20歳の時にバンド活動を開始し、CHARM（KAORU名義）、La:Sadie'sといったバンドを経て、DIR EN GREY|DIR_EN_GREYを結成。1999年にメジャーデビューを果たしました。
多岐にわたる活動
2015年10月3日からは、自身初のラジオ番組『The Freedom of Expression』（InterFM）を担当しました。同年10月21日には、雑誌『音楽と人』で連載していたエッセイ『薫の読弦』を単行本化し、自伝的エッセイ集『読弦』としてタワーレコード限定で発売しました。
2019年1月31日から2月3日にかけては、東京・TEMPORARY CONTEMPORARYにて、初の絵画個展『ノウテイカラノ』および『krim&zon展』を開催し、音楽以外の分野でもその才能を発揮しました。
人物像
薫が影響を受けたバンドとしては、X JAPAN、THE MAD CAPSULE MARKETS|THE_MAD_CAPSULE_MARKETS、パンテラ、ナイン・インチ・ネイルズ、スマッシング・パンプキンズ、ミニストリーなどが挙げられます。DIR EN GREY|DIR_EN_GREYでは、メインコンポーザーとしてほとんどの楽曲の作曲を手がけています。
クイーンアドリーナのボーカリスト、ケイティ・ジェーン・ガーサイドとは対談を行っています。また、2014年頃から右手に手指機能障害と神経麻痺を患っており、ライブ中にピックを落とすことがありました。複数の病院で診察を受けた結果、腱や関節の靱帯が緩んだことが原因と診断され、2015年現在はピックを両面テープで指に貼り付けて演奏しています。
絵を描くことも好きで、中学生の頃までは漫画家を目指していました。ギターを弾き始めた頃はイラストを描く程度でしたが、右手の機能障害のリハビリとして絵画制作を本格的に始め、2019年には個展を開催するに至りました。
漫画家の坂本眞一とは交流があり、2014年頃にTwitterでDIR EN GREY|DIR_EN_GREYについて触れた坂本のツイートを発見したことがきっかけで、交流が始まりました。お互いの作品に共通点を感じており、2018年には対談も行われました。
使用機材
薫は数多くのギターを使用しており、主なものとしては以下のようなものがあります。
ESP HORIZON CUSTOM: シグネイチャー・モデルGANESA誕生以前のメインギター。
ESP MA-300 CUSTOM: 「Cage」で使用されていたギターで、サスティナーが付いています。
ESP GANESA Ⅰ～Ⅸ: DIR EN GREY|DIR_EN_GREY初の武道館ライブでお披露目されたシグネイチャー・モデル。
ESP VP-200: VPシリーズを使用するきっかけとなったモデル。
ESP VP-CTM: VP-200をベースにメイプルを貼り、セットネック仕様にしたギター。
ESP VP-SL7: 「OBSCURE」で使用される7弦ギター。
ESP D-KV-420: GANESAの後を継いだメインギター。
ESP THROBBER-STD 薫 CUSTOM: 「蜷局」で使用されるギター。
ESP D-KV-7st: 7弦メインのdum spiro speroをリリース後に制作されたギター。
Gibson FLYING-V
Fender STRATOCASTER: 63年製で、downyの青木裕から譲り受けたもの。
PRS Custom 24: アームダウンを多用する「孤独に死す、故に孤独。」で使用。
アンプは、初期にはボグナーとカスタムオーディオ製、現在はディーゼルを使用しています。キャビネットは主に初期 - 中期はマーシャル・VHTを使用していましたが、海外に行くようになってからはオレンジを使用しています。エフェクターはSHARK WARZY DRIVE、EMMA PisdiYAUwot、AMT E1などを使用しています。
著書
読弦（2015年、タワーレコード限定）
読弦 弐（2018年、タワーレコード限定）
薫は、音楽家としてだけでなく、絵画制作や執筆活動など、多岐にわたる分野でその才能を発揮し続けています。
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