藁谷 麻美について
藁谷麻美(わらがいあさみ)は1982年
3月7日生まれの
フリーアナウンサーであり、元声優としても知られています。
福島県いわき市で生まれ育った彼女は、地元の高校を卒業後、
大妻女子大学短期大学部国文科に進学しました。その傍ら、東京アナウンスアカデミーでも学び、幼少期からの夢であった声優を目指しました。
2002年4月には
81プロデュースに所属し、声優としてのキャリアをスタートさせましたが、自身の実力に限界を感じるようになります。2005年までの約3年間、声優として活動しましたが、同年3月に声優業を一時引退し、地元の
テレビユー福島(TUF)の契約アナウンサーへと転向しました。この頃、アナウンサーとしての声の使い方にはまだアニメ声の影響が残っており、ニュースの担当は難しかったものの、
ナレーションには声優の経験が役立っていたと言われています。
その後、藁谷は
テレビユー福島との契約を2006年3月に終了し、同年4月からは
テレビ大阪(TVO)で契約アナウンサーとして新しいスタートを切ります。2008年には、同社の契約アナウンサーであった竹内優美とともに、アイドルアナウンサーユニット「ユミー&マミー」を結成しました。竹内が2010年に契約満了で
テレビ大阪を退社した後、藁谷は「TEAM2011」のメンバーとして、関西の地上デジタル放送推進の活動にも参加します。
2011年3月には
テレビ大阪との契約を終了し、自身の故郷、
いわき市の復興にも力を入れるようになりました。その年の5月22日には、この
いわき市で結婚式を挙げています。2012年4月からは
ワイワイワイに所属し、同年8月には第1子を出産。その後、2013年3月に復帰しましたが、8月には大阪を離れ、福島での生活を選択しました。これに伴い、
テレビ大阪で担当していた番組の降板も発表しました。
出演歴
声優としての活動
藁谷は声優業として、いくつかの音声ドラマやテレビアニメに出演しています。主な作品には、音声ドラマ『KIRAI』や『ふしぎ遊戯 玄武開伝』、アニメ『プリンセスチュチュ』や『ポケットモンスター サイドストーリー』などがあります。これらの作品で彼女の声が多くのファンに親しまれるようになりました。特に、テレビアニメやOVAにも多数出演し、その演技力が高く評判になりました。
アナウンサーとしての活動
藁谷のアナウンサーとしてのキャリアは、
テレビユー福島での「
まるとく」や「なすびの目八丁耳八丁」などの司会や
ナレーションを経て、
テレビ大阪での様々な番組にも出演しています。特に、
フリーアナウンサーに転身後は「ふくしまスーパーJチャンネル」や「街角トレジャーハンター!」など多くの番組でリポーターとして活動し、地元の情報を発信しています。
プライベートと今後の展望
藁谷は、福島の復興活動をテーマに取り入れ、自身の活動を通じて地域に貢献することを目指しています。また、SNSを通じてファンとの交流を大切にしており、様々な番組での活動を通じて今後も多くの人々に影響を与える存在であり続けることでしょう。