神奈川県藤沢市の南東部、
辻堂東海岸に位置する公立の小
学校です。海にほど近いこの学舎は、創立以来、地域の子供たちの教育を担ってきました。
沿革
学校の歴史は、終戦間もない
1945年(昭和20年)に始まります。同年
4月1日、
藤沢市立明治中
学校の敷地内に仮設の形で開校しました。そして翌月の
5月8日には、現在の場所に旧第一校舎が完成し、
学校は新たな地へ移転しました。この
5月8日は、後に
学校の開校記念日として定められることになります。最初に建てられた旧第一校舎は、その後の変遷を経て1959年(昭和34年)に取り壊されました。
長年の時を経て、現在の主要な校舎が落成したのは
1987年(昭和62年)
5月のことです。近代的な学び舎として整備され、多くの児童が学ぶ場となりました。開校から半世紀を迎えた
1995年(平成7年)
5月8日には、創立50周年の記念すべき日を迎えました。さらに、児童数の増加などに対応するため、
2004年(平成16年)
3月30日には東校舎が増築され、教育環境のさらなる充実が図られています。
教育目標
藤沢市立辻堂小
学校では、「すなおで、かしこく、たのもしく」を教育目標として掲げています。子供たちが心豊かで、自ら考え学ぶ力を持ち、困難にも立ち向かえるたくましい人間に育つよう、日々の教育活動が行われています。
進学先
本校を卒業した児童の多くは、公立中
学校への進学先として、主に
藤沢市立湘洋中
学校へ進みます。同じ地域に位置する中
学校であり、小
学校から中
学校への連携も図られています。
著名な出身者
辻堂小
学校は、様々な分野で活躍する多くの卒業生を輩出しています。歌手として幅広い世代に知られる
ちあきなおみさん、バレーボール選手として国内外で活躍した
石井美樹さん、プロサッカー選手としてピッチで躍動する
見木友哉さんなどが、本校の卒業生として名を連ねています。
交通アクセス
学校へのアクセスは、公共交通機関を利用する場合、いくつかの選択肢があります。JR
東海道本線の
辻堂駅からは徒歩でおよそ30分、
小田急江ノ島線の鵠沼海岸駅からも同様に徒歩で約30分と、いずれの駅からも多少の距離があります。しかし、
学校からほど近い場所には「
辻堂東海岸」バス停留所があり、バスを利用することで比較的容易にアクセスすることが可能です。
関連項目
外部リンク
学校の詳細情報や最新の情報については、
藤沢市立辻堂小
学校の公式サイトをご参照ください。