虎伏山義幸

虎伏山義幸（とらふすやま よしゆき）

プロフィール

虎伏山義幸は、1971年6月6日に和歌山県和歌山市で生まれました。元力士であり、現在は日本相撲協会の若者頭として活躍しています。力士時代は三保ヶ関部屋に所属し、引退後は春日野部屋に所属しています。本名は田丸智幸。身長188cm、体重133.5kgと恵まれた体格の持ち主でした。最高位は東幕下2枚目（2001年5月場所）です。

経歴

1987年3月場所に初土俵を踏みました。四股名の「虎伏山」は、和歌山城が築かれた虎伏山に由来しています。2004年1月場所前に世話人に転向するために引退しました。その後、2020年4月より若者頭に転身。若者頭としては、大相撲中継での解説も担当しており、その的確でわかりやすい解説は、相撲ファンに人気です。通常、幕下以下の力士が解説を務めることは異例です。

力士としての戦績

通算成績は360勝340敗（101場所）です。決して目立った成績ではありませんでしたが、粘り強い相撲でファンを魅了しました。

改名歴

田丸 智幸（たまる ともゆき）：1987年3月場所 - 1993年1月場所
虎伏山 義幸（とらふすやま よしゆき）：1993年3月場所 - 2004年1月場所

その他

2001年3月場所では、10日目と千秋楽に十両の土俵に上がり、泉州山と春日錦と対戦しました。泉州山には敗れましたが、春日錦には勝利しました。この取り組みは、虎伏山の力士としてのキャリアにおけるハイライトの一つとして語られています。

人物像

虎伏山は、力士時代から真面目で実直な人柄で知られていました。引退後も、その誠実な姿勢は変わらず、若者頭として後進の指導にも力を注いでいます。また、大相撲中継での解説では、力士の技術や心情を丁寧に解説し、相撲の魅力を多くの人に伝えています。

まとめ

虎伏山義幸は、力士としてだけでなく、若者頭としても相撲界に貢献している人物です。その真摯な姿勢と相撲への情熱は、多くの人々に感銘を与えています。今後の活躍にも注目が集まっています。

関連情報

大相撲力士一覧
外部リンク
虎伏山 義幸 - 日本相撲協会
虎伏山 義幸 - 相撲レファレンス

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