蜂須賀明香

蜂須賀明香：バイアスロンに懸ける情熱と自衛官としての誇り

蜂須賀明香（はちすか あすか、1992年9月26日生まれ）は、日本のバイアスロン選手であり、陸上自衛官という二つの顔を持つアスリートです。北海道天塩郡天塩町出身の彼女は、自衛隊体育学校に所属し、国際舞台での活躍を目指しています。

クロスカントリーからバイアスロンへ

地元の中学校を卒業後、蜂須賀は北海道おといねっぷ美術工芸高等学校に進学し、クロスカントリースキー部に所属しました。高校時代には、音威子府ジュニアクロスカントリースキー大会高校女子の部（6km）で３連覇を達成するなど、その才能を発揮しました。

その後、東海大学国際文化学部地域創造学科に進学。大学卒業後、陸上自衛隊に入隊し、自衛官としての道を歩み始めます。自衛隊体育学校冬季特別体育教育室に所属し、バイアスロン選手としての訓練に励みました。2018年時点での階級は陸士長でした。

バイアスロン選手としての挑戦

蜂須賀のバイアスロン選手としてのキャリアは、着実に歩みを進めています。2014年には、スキーの全日本インカレでクロスカントリー10kmクラシカルで準優勝という成績を残しました。

2017年には、アジア冬季競技大会に日本代表として出場し、バイアスロン混合リレー（日本B）で６位入賞を果たしました。

そして、2018年平昌オリンピック、2022年北京オリンピックと、二度の冬季オリンピックに日本代表として出場しました。平昌オリンピックでは、女子15km決勝で50分30秒2をマークし81位。北京オリンピックでは、女子7.5kmスプリントで87位、女子15kmで65位、女子24キロリレー（立崎芙由子/前田沙理/蜂須賀明香/田中友理恵）で17位という結果でした。

オリンピックの舞台

オリンピックという大舞台で、彼女は自身の力を試しました。結果は必ずしも満足のいくものではなかったかもしれませんが、その経験は彼女にとってかけがえのないものとなったでしょう。日の丸を背負い、全力を尽くす彼女の姿は、多くの人々に感動を与えました。

これからの活躍に期待

蜂須賀明香は、バイアスロン選手として、そして陸上自衛官として、これからも様々な困難に立ち向かい、成長していくことでしょう。彼女の今後の活躍から目が離せません。

外部リンク

* プロフィール - 蜂須賀明香 - 第23回冬季オリンピック競技大会

もう一度検索