表示灯 (企業)

表示灯株式会社について

表示灯株式会社（HYOJITO Co., Ltd.）は、愛知県名古屋市中村区と東京都港区に本社を構える広告代理店です。主に屋外広告や交通広告を扱い、特に全国の主要駅に設置されている駅周辺案内図「ナビタ」を用いた広告が主力商品として知られています。また、公共設備や案内目的の様々なサイン、地図の提供を行うトータルサイン事業にも力を入れています。

事業内容

表示灯は、JRや地下鉄、私鉄などの約2,300駅に設置された約2,700台の駅周辺案内図「ナビタ」を核に、公共性の高い広告媒体を展開しています。「ナビタ」には、街区案内や公共施設の情報、さらには災害時の避難場所の情報も掲載されており、特に緊急時に役立つ貴重な情報源となっています。さらに、デジタルサイネージに対応したLEDやプラズマディスプレイ、タッチパネルを用いた媒体も提供しており、高い効果が期待できる設置スタイルを採用しています。

クロスメディア事業としては、PCやスマートフォンを活用したウェブサイトの運営や観光情報の提供、多言語対応のナビゲーションプラットフォームなど、多彩なサービスを展開しています。

沿革

表示灯株式会社は1967年に日本交通表示灯株式会社として設立され、1977年に現在の商号に変更しました。1985年にはホッケーチームを創設し、地域スポーツにも関与。2007年にはトー・ナビタ株式会社を完全子会社化し、2017年には東京本社を設立して2本社制に移行しました。また、同年に子会社の吸収合併を行い、2021年には東京証券取引所市場第2部に株式を上場しました。2023年には西菱電機株式会社から発券機システム事業を譲り受け、新たなビジネス展開を図っています。

支社・支店・営業所

表示灯は、全国各地に拠点を置き、東京支社や名古屋支社をはじめ、新潟、横浜、大阪、金沢、高松、静岡、札幌、福岡、仙台、広島、盛岡などに営業所を展開しています。地域密着型のサービスを提供し、広告の効果を最大限に引き出しています。

ナビタ事業

ナビタは、駅改札付近に設置される案内図であり、近年では色覚異常者にも配慮したユニバーサルデザインに対応した地図が採用されています。地図を活用することで、利用者が立ち止まって内容を確認できるため、その効果は高いと評価されています。

2008年には、「ナビタッチ」というモバイルサービスをスタートし、地図を持ち歩かずにスマートフォンを使って便利に情報を得ることができるようにしています。

ホッケーチーム

1985年以来、表示灯はホッケーチームを所有しており、地域クラブ名古屋フラーテルの発足にも関与しています。このクラブからは多くの日本代表選手を輩出しており、表示灯自身も日本ホッケー協会のオフィシャルスポンサーとして支援しています。

社訓

創業者である吉田大士氏は、「にげないこと　あきらめないこと　これは根気でありそれは努力である」という社訓を掲げています。この言葉は彼自身のホッケー選手としての経験から生まれたものであり、表示灯の企業理念として根付いています。

公式情報

更なる情報は、表示灯株式会社の公式ウェブサイトや関連サービスページをご覧ください。これらのリソースは、広告事業に関心のある方や、具体的な製品情報を探している方にとって有益な情報源となります。

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