裏切りの街角 (曲)

甲斐バンドの「裏切りの街角」は、1975年6月5日に東芝EMIからリリースされた2枚目のシングルです。この楽曲は、甲斐バンドの初期の代表作として広く知られています。

オリコン週間シングルランキングでは最高位7位を記録し、シングルは75万枚の売り上げを達成しました。これは、当時の音楽シーンにおいて非常に大きな成功であり、甲斐バンドの名を広く知らしめるきっかけとなりました。

「裏切りの街角」は、その年の第8回日本有線大賞において優秀新人賞を受賞しました。この受賞は、楽曲のクオリティの高さと、甲斐バンドの音楽的な才能が評価された結果と言えるでしょう。

甲斐よしひろは、後に結成したKAI FIVEのライブでも「裏切りの街角」を演奏しており、1993年に発売されたライブ・アルバム『History Live』には、そのライブ音源が収録されています。これは、この楽曲が長年にわたり、甲斐よしひろにとって重要なレパートリーの一つであったことを示しています。

「裏切りの街角」は、1975年の音楽シーンを代表する楽曲の一つとして、今もなお多くの人々に愛され続けています。そのドラマティックなメロディと、都会の孤独や失望を描いた歌詞は、聴く人の心に深く響き、時代を超えて共感を呼んでいます。

収録曲

裏切りの街角
（カップリング曲名 - 記載なし）

関連項目

1975年の音楽
西寺実 - EARTHSHAKERの西田昌史、SHOW-YAの寺田恵子、LOUDNESSの二井原実による音楽ユニット。2009年には、カバーアルバム『ふぞろいのロックたち 其之壱』で「裏切りの街角」をカバーしています。これは、この楽曲が他のアーティストにも影響を与え、広く愛されている証拠と言えるでしょう。

「裏切りの街角」は、甲斐バンドの音楽的なルーツと、彼らの表現力の豊かさを示す重要な楽曲です。日本のロック史においても、特筆すべき作品の一つとして、その輝きを放っています。

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