西岡茂樹

西岡茂樹は、1955年2月10日生まれの日本の合唱指揮者であり、大学教授（情報学）でもあります。兵庫県三田市出身で、関西合唱連盟の理事、大阪府合唱連盟の副理事長を務めるなど、合唱界で重要な役割を担っています。また、日本合唱指揮者協会の会員であり、合唱人集団「音楽樹」の会員でもあります。

人物

西岡茂樹は、兵庫県立篠山鳳鳴高等学校を卒業後、大阪大学工学部通信工学科に進学し、同大学院前期課程を修了しました。大学院修了後は、東洋情報システムに入社し、15年間勤務しました。管理職に就任したことで本来の仕事ができなくなったことに悩んでいた際、大学時代の恩師に誘われ、奈良産業大学の講師（経営学部）に就任しました。その後、助教授を経て、2001年に教授に就任しました。大学の学部改組に伴い、現在は情報学部の教授として、ITビジネス論などを教えています。

合唱指揮者として

西岡茂樹は、高校時代から合唱部で指揮者として活動していました。同級生にはテノール歌手の畑儀文がおり、彼とは現在も交流があり、西岡が出演する合唱団の演奏会に畑が出演することもあります。大学入学後は、大阪大学混声合唱団に入団し、学生指揮者も務めました。学生時代に三善晃の音楽に出会い、以降の合唱活動に大きな影響を受けました。

1979年には豊中混声合唱団に入団し、1989年から常任指揮者、2002年からは音楽監督を務めています。また、2001年には豊中混声合唱団の姉妹団体として豊中少年少女合唱団を創設しました。

西岡茂樹は、「世界に誇ることができる日本固有の合唱芸術の創造」を指揮活動の最大の関心事としており、主に日本の作曲家の作品を多く扱っています。作曲家への委嘱も積極的に行っており、三善晃、髙田三郎、一柳慧、寺嶋陸也、萩京子など、多くの作曲家の作品を初演しています。

現在では、豊中混声合唱団に加え、関西大学グリークラブ、女声合唱団あい、女声合唱団Stellaなどでも指揮を務めています。また、客演指揮者としても様々な合唱団に招かれ、幅広く活躍しています。

著書

西岡茂樹は、著書として「パソコンによる情報処理入門 ～ビジネス実践の場に向けて～」（共立出版）を出版しています。

外部リンク

西岡茂樹の活動については、以下のウェブサイトやSNSで確認することができます。

公式ウェブサイト
西岡茂樹 (shigeki.nishioka) - Facebook
* 西岡茂樹 - YouTubeチャンネル

西岡茂樹は、合唱指揮者としてだけでなく、大学教授としても、その才能を発揮し、多方面で活躍している人物です。

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