西松本駅

西松本駅について

西松本駅は、長野県松本市中条に位置するアルピコ交通上高地線の駅です。駅番号はAK-02で、松本駅と渚駅の間にあります。この駅は、地域住民の要望によって1927年に開業しました。

歴史

西松本駅という名称は、実は現在の渚駅の場所で1922年に初めて使われました。しかし、1927年に現在の場所に駅が新設された際、初代の西松本駅は渚駅と改称され、現在の西松本駅が誕生しました。この駅は、地域住民の利便性向上に貢献しています。

年表

1927年（昭和2年）5月1日：筑摩電気鉄道の西松本駅（2代）として開業。同時に、初代の西松本駅は渚駅に改称。
1932年（昭和7年）12月2日：松本電気鉄道に社名変更。
1946年（昭和21年）10月：営業を休止。
1948年（昭和23年）5月：営業を再開。
2011年（平成23年）4月1日：アルピコ交通に社名変更。
2014年（平成26年）3月：駅名標のデザインを、渕東なぎさとアルプちゃんが城の壁面を背景にしたものに変更。
2021年（令和3年）3月30日：アルピコ交通創立100+1周年を記念して、駅名標のデザインを渕東なぎさと手毬のデザインに変更。
2021年（令和3年）8月15日：令和3年8月の大雨により、渚駅寄りにある田川橋梁が被災し、運休となる。
2021年（令和3年）8月16日：松本駅 - 新村駅間で代行バス運行を開始。当駅の代行バス乗り場は近くの大宮神社の前（後に山形線の「中条」停留所へ変更）。
2021年（令和3年）10月8日：渚駅 - 新島々駅間で列車の運転を再開。これに伴い、代行バスの乗り場が渚橋東詰に変更し、松本駅 - 渚駅間で代行輸送を実施。
2022年（令和4年）6月10日：松本駅 - 渚駅間の列車運転再開に伴い、バス代行輸送を終了。

駅構造

西松本駅は、踏切と河川に挟まれた場所に位置する地上駅で、単式ホーム1面1線を備えています。無人駅であり、出入り口は東側のみで、階段を利用します。かつてはサイクルトレインの乗車駅としても機能していました。

また、隣接する松本駅とは約400mしか離れておらず、非常に近い距離にあります。

利用状況

日中の利用客は少ないですが、朝夕の通勤・通学時間帯には、自転車と電車を乗り換える人々で比較的混雑します。これは、近隣の渚駅でも同様の傾向が見られます。

1日の平均乗車人員は以下の通りです。

(データは省略)

駅周辺

西松本駅の周辺には、以下の様な施設や場所があります。

大宮神社：かつては敷地内に旧中条保育園がありましたが、現在は井川城へ移転し、井川城保育園となっています。
松本車両センター
田川
薄川
穴田川
頭無川
井川館（井川城）
井川城保育園（旧中条保育園）
国道19号
松本協立病院
東日本旅客鉄道 松本駅
アルピコ交通バス（通称：松本電鉄バス）「中条」停留所
中条跨線橋
アルピコ交通本社

以前は、駅裏に変電所（後に松本電鉄社員寮）があった建物がありましたが、2014年7月までに解体され、現在は建設会社となっています。

隣の駅

アルピコ交通上高地線における西松本駅の隣の駅は以下の通りです。

松本駅（AK-01）
渚駅（AK-03）

脚注

(省略)

関連項目

日本の[[鉄道駅一覧]]

外部リンク

* 西松本駅 - アルピコ交通

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