西義之

西義之のプロフィール

西義之（にし よしゆき）は1976年12月27日生まれの日本の男性漫画家で、東京都八王子市の出身です。多摩美術大学の美術学部デザイン科を卒業した彼は、染織デザインを専攻していました。

経歴と活動

2000年に多摩美術大学を卒業後、彼は立川美術学院で講師を務めた経験も持っています。その後、小畑健や村田雄介のアシスタントを経て、2004年から『週刊少年ジャンプ』で「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の連載を開始しました。この作品は、2008年まで続き、全18巻と外伝が出版されています。

西はSFやファンタジー、少女漫画など、さまざまなジャンルの影響を受けながら独自の作風を確立してきました。秋本治の30周年を祝う特集では、秋本から「一番仲の良い漫画家」としてその名を挙げられるなど、業界内での人脈も広がっています。さらに、彼は趣味としてダーツや舞台鑑賞を楽しむことでも知られています。

主な業績

西義之のデビューは1999年のヨコハマイラストコンペで、元々は「多摩火薬」という漫画作家のユニットの一員として活動していました。2000年には、フェルト作品『森の歴史』で新人賞を受賞し、その後のキャリアに繋がっています。

彼の作風は多岐にわたり、2004年に連載が始まった「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」は、魔法律をテーマにした作品で、しっかりとしたストーリー展開とキャラクター描写が支持を集めました。この作品はアニメ化され、2023年には新作も発表されるなど、現在も多くのファンが存在します。

その後も彼は数々の作品を手掛け、「ぼっけさん」「魔境旅行師グラム」「HACHI -東京23宮- 」など、多様なストーリーを展開しています。また、2014年に始まった「魔物鑑定士バビロ」は自らのスランプを経て生まれた作品で、 Twitterでの反響が大きな支えとなりました。

同人活動にも力を入れ、2015年には自らのサークル『ナイーブタ』を立ち上げ、様々な同人誌を発表しています。特に、2020年に発表した「魔女は結局その客と。。。」は初の18禁作品として注目を浴びました。

最新の動向

彼の作品は常に進化しており、新たな試みとして2018年には「ムヒョとロージーの魔法律相談事務所」の続編が配信されました。最新作やアニメ化による展開も期待されており、ファンからの注目を集める多才な漫画家としての地位を確立しています。

西義之は、これまでの業績を通じて、漫画業界において確固たる存在感を示しており、今後の作品にも期待が寄せられています。

もう一度検索