西谷後川

西谷後川（にしやごがわ）について

西谷後川は、新潟県南魚沼市を流れる川で、信濃川水系登川の支流にあたります。この川は、土石流の危険性がある渓流として知られています。

地理

西谷後川の源流は、標高1,049.7メートルの無黒山にあります。この山から流れ出す水が、川の始まりとなっています。また、支流としてロクロ沢があり、その水源はロクロノ頭や高平ノ頭といった場所に位置しています。これらの山々から流れ込む水が、西谷後川を形成しています。

主な災害

過去には、西谷後川流域で大きな災害が発生しています。2011年7月30日には、平成23年7月新潟・福島豪雨によって、右岸が崩壊する被害に見舞われました。この崩壊により、隣接する林道西谷後線や畑が浸水し、大きな損害が発生しました。さらに、ロクロ沢からの水田用水路が土砂で埋まってしまい、農業用水の確保にも支障をきたしました。

並行する道路

西谷後川の近くには、以下の道路が並行して走っています。

国道291号
林道西谷後線

これらの道路は、地域住民の生活や物流を支える重要な役割を果たしています。

脚注

西谷後川は、土石流の危険性がある渓流として指定されています。

関連項目

にいがた狼煙プロジェクト


西谷後川は、南魚沼市の自然環境を語る上で欠かせない存在です。その一方で、過去の災害からも分かるように、自然の脅威にも常に注意を払う必要のある川でもあります。地域住民は、西谷後川と共存しながら、豊かな自然を守り、安全な生活を送るための努力を続けています。

もう一度検索