西部航空施設隊

西部航空施設隊は、航空自衛隊西部航空方面隊の隷下にあり、芦屋基地に拠点を置く施設部隊です。1961年の新編以来、基地の維持・管理を主な任務として、航空自衛隊の活動を陰で支える重要な役割を担っています。

沿革

1961年2月、芦屋基地において西部航空施設隊が新編されました。その後、部隊の規模拡大と任務の多様化に伴い、1967年10月には改編が行われ、芦屋基地に第1作業隊、新田原基地に第2作業隊が新設されました。さらに、1991年3月には築城基地に第3作業隊が新設され、現在の体制に至っています。

1974年4月11日には、部隊長官の職名が「隊長」から「隊司令」へと改称されました。これは、部隊の重要性と責任の増大を反映したものです。

部隊編成

現在の西部航空施設隊は、以下の編成で構成されています。

隊本部：部隊全体の指揮・管理を担います。
第1作業隊：芦屋基地に所在し、同基地の施設保全や整備を担当します。
第2作業隊：新田原基地に所在し、同基地の施設保全や整備を担当します。
第3作業隊：築城基地に所在し、同基地の施設保全や整備を担当します。
管理班：部隊の運営を円滑に行うための後方支援を担当します。

各作業隊は、それぞれの基地における施設の維持管理、滑走路や誘導路などの整備、電気設備や給排水設備の管理など、多岐にわたる業務を遂行しています。

主要幹部

隊司令を筆頭に、各作業隊の隊長や管理班の班長などが、部隊の中核を担っています。これらの幹部は、隊員の指揮・監督、任務の遂行、隊全体の運営などを担当します。

脚注

西部航空施設隊は、航空自衛隊の基地機能を維持するために不可欠な存在です。日々の活動を通じて、安全な航空機の離着陸を支え、日本の防衛に貢献しています。

関連項目

航空施設隊
北部航空施設隊
中部航空施設隊
南西航空施設隊

外部リンク

西部航空施設隊（航空自衛隊芦屋基地ウェブサイト）

西部航空施設隊は、航空自衛隊の活動基盤を支える重要な部隊であり、その活動は広範囲にわたります。隊員たちは、それぞれの持ち場で専門的な技術を発揮し、航空自衛隊の円滑な活動に貢献しています。

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